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1月18,19日 【光岡英稔による武術・武学概論】
2012-12-30
- Category : 講習会
Tag :
著書:荒天の武学 (集英社新書)
が今月発刊され早くも話題の光岡英稔先生の講習会のご案内です。
少人数で基礎から実践も交えての講習会ですので
これから武術を始めてみたい方や、光岡先生のお話を聞きたい方まで、
どなたでもご参加いただけます。
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中国武術の概論~光岡英稔が考える形意拳の実践性
---------------------
この講習には武術、武道経験は必要ありません。運動神経の良し悪しも関係なく、
激しく身体に無駄な負担がかかる無理な動きなども一切行いません。
何よりも丁寧に正確に動くことを大切に、一人でも、互いにも、流れを重視して
楽しく的確にポイントを捉えられるように動く稽古を進めてまいります。
また、単に光岡英稔氏の武術観・武学観に御興味のある方も御越しください。
<講師光岡英稔講師による講習内容のあらまし>
【一】講習の概論:形意拳(けいいけん)の基本的な身体の用い方である五行拳(ごぎょうけん)を通じて、
手足と身体の動きを学習をしてまいります。
また、内三合(ないさんごう)『心=意=気=力』など気持ちの働きと、
外三合(がいさんごう)『手=足、肘=膝、肩=胯』身体の働きを形意拳では六合と呼び、
今回はこの六合を通じて私達の身体と気持ちの関係性を追っていきます。
◇外三合とは?
一合は肩と胯(股関節)が合った状態と動き、
一合は肘と膝が合った状態と動き、
一合は手(手先、拳先)と足(足先)が合った状態と動き。
これら六ヵ所が合った状態を外三合とする。
◇内三合とは?
心=意=気=力
心が意に合い、
意が気に合い、
気が力に合う。
これら四つある『心・意・気・力』の気持ちが合致した状態を内三合とします。
外三合、内三合、六つの関係性が全てが同起同着し合うことを六合とします。
このような幾つかのポイントから稽古を始め、自分の身体と心の動きを学習していきます。
【二】具体的な稽古内容:前回からの復習も含め三体式への入り方。
三体式から劈拳(ピィー・チュエン)への移行。
そこから鑽拳(ズゥワン・チュエン)、崩拳(バェング・チュエン)、炮拳(パオ・チュエン)、
横拳(ハン・チュエン)、など形意五行拳の異なった動き方へと移行して参ります。
※五行拳の各動作はシンプルで誰にでも分かりやすい動きとなっています。
※形意五行拳(ケイイゴギョウケン、xing-yi wu-xing quan)の名前。
劈拳(ヘキケン、pi-quan)
鑽拳(サンケン、zuan-quan)
崩拳(ホウケン、beng-quan)
炮拳(ホウケン、pao-quan)
横拳(オウケン、heng-quan)
【三】講習会の概要:前回に引き続き、形意拳を稽古する上で最も生じやすいミスである
「身体と気持ちの“バック・トラック”」の問題点を改善し、「バック・トラックが生じない」点から点へ
動きができるよう稽古を進めていければと思います。
五行拳には空間中を点から点へと移行するいくつかの基本的な過程(プロセス)が5つあります。
この5つ形(プロセス)の中で身体の用い方、自分の動き方などを見直していきます。
以上の説明で分かりにくいようでしたら『形(プロセス)を通じて身体の自然法則(ナチュラル・プロセス)から
外れない身体が好む自然で実践的な動きを学習する講座!!』と
理解しておいて頂けると良いかと思います。
参加される皆様と御会いできますこと楽しみにしております!
講師 光岡 英稔
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また、講座開講にあたり1月18日18時15分頃から会場にて
「光岡先生とのフリートーク」の時間を設けてあります。
講義前にお時間の許される方は、ぜひご活用下さい。(無料・予約不要)
◆募集要項 (2013年1月1日受け付け開始)
●「形意拳 1」 (前回の復習と新しい内容を予定)
【日時】 1月18日(金)19:00-21:15
【会費】 \9000
【場所】 船堀タワーホール 会議室303
【アクセス】 都営新宿線「船堀」駅前 徒歩1分
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●「形意拳2」,「形意拳3」(新しい内容を予定)
【日時、会費】
1月19日 12:30-14:45 「形意拳 2」 \7000
1月19日 15:15-17:30 「形意拳 3」 \7000
【場所】 グリーンパレス 3階会議室
【住所】 江戸川区松島1丁目38番1号
【複数受講特典】
*形意拳1と2、形意拳1と3を受講される場合は ¥15500になります。
*形意拳2.3と連続2コマ受講される場合は \13500になります。
*形意拳1.2.3全て受講される場合は ¥22000になります。
【募集人数】 15名程度(先着順)
【申し込み】 申し込みフォームへ
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受講された方の感想
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初めてお会いする光岡先生は、自分とは違う種類の生き物みたいに見えました。
実技も専門的な解説もジョークも総動員で、
生き物が生きていることそのものの通りに動くよう、教えられた気がします。
光岡先生は型通りに動くことについて、
「バックトラック(後もどり・後ずさり)しない」ということを強調されていました。
動き出しに、踏ん張るように後へもどることは普段からしてしまいがちなので、
難しいことを求められているなと思いましたが
「どんなに西へ走って逃げても、明日はやってくる」
というお話をされながら、がんばって太陽から逃げる真似をなさる光岡先生を見ていると
「後もどりしようとするのは、何て不自然なんだ!」と、つい笑ってしまい
「先へ進もう」と素直に思えました。
「心で動くことと、意志で動くことは異なる」
というようなことも仰っていました。
今まで、心も意志も、なんとなく「気持ち」という言葉でいっしょくたにしていたつもりでしたが
心、意志、と名指しされると、確かに別物だと分かることが不思議でした。
「生物は先へ進むことで進化してきた」というお話を聞きながら練習をしていると、
遠いご先祖さまに少し親しみが湧いてきました。
身体を動かすものや時間の繋がりが、すごい先生の難しいお話としてではなく、
自分自身のこととして感じられて、とても嬉しいです。
まだまだ教えていただいた通りには動けていませんが、いつかはできるような気がしています。
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が今月発刊され早くも話題の光岡英稔先生の講習会のご案内です。
少人数で基礎から実践も交えての講習会ですので
これから武術を始めてみたい方や、光岡先生のお話を聞きたい方まで、
どなたでもご参加いただけます。
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中国武術の概論~光岡英稔が考える形意拳の実践性
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この講習には武術、武道経験は必要ありません。運動神経の良し悪しも関係なく、
激しく身体に無駄な負担がかかる無理な動きなども一切行いません。
何よりも丁寧に正確に動くことを大切に、一人でも、互いにも、流れを重視して
楽しく的確にポイントを捉えられるように動く稽古を進めてまいります。
また、単に光岡英稔氏の武術観・武学観に御興味のある方も御越しください。
<講師光岡英稔講師による講習内容のあらまし>
【一】講習の概論:形意拳(けいいけん)の基本的な身体の用い方である五行拳(ごぎょうけん)を通じて、
手足と身体の動きを学習をしてまいります。
また、内三合(ないさんごう)『心=意=気=力』など気持ちの働きと、
外三合(がいさんごう)『手=足、肘=膝、肩=胯』身体の働きを形意拳では六合と呼び、
今回はこの六合を通じて私達の身体と気持ちの関係性を追っていきます。
◇外三合とは?
一合は肩と胯(股関節)が合った状態と動き、
一合は肘と膝が合った状態と動き、
一合は手(手先、拳先)と足(足先)が合った状態と動き。
これら六ヵ所が合った状態を外三合とする。
◇内三合とは?
心=意=気=力
心が意に合い、
意が気に合い、
気が力に合う。
これら四つある『心・意・気・力』の気持ちが合致した状態を内三合とします。
外三合、内三合、六つの関係性が全てが同起同着し合うことを六合とします。
このような幾つかのポイントから稽古を始め、自分の身体と心の動きを学習していきます。
【二】具体的な稽古内容:前回からの復習も含め三体式への入り方。
三体式から劈拳(ピィー・チュエン)への移行。
そこから鑽拳(ズゥワン・チュエン)、崩拳(バェング・チュエン)、炮拳(パオ・チュエン)、
横拳(ハン・チュエン)、など形意五行拳の異なった動き方へと移行して参ります。
※五行拳の各動作はシンプルで誰にでも分かりやすい動きとなっています。
※形意五行拳(ケイイゴギョウケン、xing-yi wu-xing quan)の名前。
劈拳(ヘキケン、pi-quan)
鑽拳(サンケン、zuan-quan)
崩拳(ホウケン、beng-quan)
炮拳(ホウケン、pao-quan)
横拳(オウケン、heng-quan)
【三】講習会の概要:前回に引き続き、形意拳を稽古する上で最も生じやすいミスである
「身体と気持ちの“バック・トラック”」の問題点を改善し、「バック・トラックが生じない」点から点へ
動きができるよう稽古を進めていければと思います。
五行拳には空間中を点から点へと移行するいくつかの基本的な過程(プロセス)が5つあります。
この5つ形(プロセス)の中で身体の用い方、自分の動き方などを見直していきます。
以上の説明で分かりにくいようでしたら『形(プロセス)を通じて身体の自然法則(ナチュラル・プロセス)から
外れない身体が好む自然で実践的な動きを学習する講座!!』と
理解しておいて頂けると良いかと思います。
参加される皆様と御会いできますこと楽しみにしております!
講師 光岡 英稔
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また、講座開講にあたり1月18日18時15分頃から会場にて
「光岡先生とのフリートーク」の時間を設けてあります。
講義前にお時間の許される方は、ぜひご活用下さい。(無料・予約不要)
◆募集要項 (2013年1月1日受け付け開始)
●「形意拳 1」 (前回の復習と新しい内容を予定)
【日時】 1月18日(金)19:00-21:15
【会費】 \9000
【場所】 船堀タワーホール 会議室303
【アクセス】 都営新宿線「船堀」駅前 徒歩1分
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●「形意拳2」,「形意拳3」(新しい内容を予定)
【日時、会費】
1月19日 12:30-14:45 「形意拳 2」 \7000
1月19日 15:15-17:30 「形意拳 3」 \7000
【場所】 グリーンパレス 3階会議室
【住所】 江戸川区松島1丁目38番1号
【複数受講特典】
*形意拳1と2、形意拳1と3を受講される場合は ¥15500になります。
*形意拳2.3と連続2コマ受講される場合は \13500になります。
*形意拳1.2.3全て受講される場合は ¥22000になります。
【募集人数】 15名程度(先着順)
【申し込み】 申し込みフォームへ
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受講された方の感想
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初めてお会いする光岡先生は、自分とは違う種類の生き物みたいに見えました。
実技も専門的な解説もジョークも総動員で、
生き物が生きていることそのものの通りに動くよう、教えられた気がします。
光岡先生は型通りに動くことについて、
「バックトラック(後もどり・後ずさり)しない」ということを強調されていました。
動き出しに、踏ん張るように後へもどることは普段からしてしまいがちなので、
難しいことを求められているなと思いましたが
「どんなに西へ走って逃げても、明日はやってくる」
というお話をされながら、がんばって太陽から逃げる真似をなさる光岡先生を見ていると
「後もどりしようとするのは、何て不自然なんだ!」と、つい笑ってしまい
「先へ進もう」と素直に思えました。
「心で動くことと、意志で動くことは異なる」
というようなことも仰っていました。
今まで、心も意志も、なんとなく「気持ち」という言葉でいっしょくたにしていたつもりでしたが
心、意志、と名指しされると、確かに別物だと分かることが不思議でした。
「生物は先へ進むことで進化してきた」というお話を聞きながら練習をしていると、
遠いご先祖さまに少し親しみが湧いてきました。
身体を動かすものや時間の繋がりが、すごい先生の難しいお話としてではなく、
自分自身のこととして感じられて、とても嬉しいです。
まだまだ教えていただいた通りには動けていませんが、いつかはできるような気がしています。
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