TC.Academyにて定期的に講習会を行っている小関勲先生から
小磯直樹「身体操法研究」講習会開講に寄せて頂いたメッセージを紹介します
大人気小磯先生の講座がカルチャー本格デビューです。小磯さんの講座は分かりやすく、特にスポーツをする学生さん達、指導者にとても大切な視点を与えてくれます。
結果を求められるスポーツは目の前のことに囚われやすく、偏りやすいものです。
その偏りがケガの原因となったり、パフォーマンスを発揮できない前提となったりするのです。
そんな状態から「中庸的カラダ、釣り合い」という新たな体験や視点を持たせてくれる小磯先生。
何故ならそこにケガをし難いカラダ、パフォーマンスを発揮し易いカラダがあるからです。
しかし、この多過ぎず、足りな過ぎず、このちょうど良い状態(能力が発揮されやすい)というものをなかなか指し示せないのは、(良い意味で)結果を先延ばしするところにあります。
結果を先延ばしするには、今知っていることを手放すことから始まるだが、最初からハードルが高いのが難点。手放すとは、不安や恐怖も同時に伴うことだからです。
そしてその先に全身の繋がりや全身の連動性が現れるのです。
小磯先生は不安や恐怖を不思議さや楽しさに変えて導いてくれます。可能性を体感することで内からの自信となってきます。武術研究家の甲野先生は小磯さんと長年のお付き合いがあるですが、2019ひもトレフェスでの小磯先生の講座を始めて見てその指導力に驚かれたようです。
もちろんこういったことは、スポーツに限りません。
スポーツ以前のカラダを見る機会として捉えて頂ければと思います。
本業は接骨院の院長であり、柔道家で武術家である小磯先生は、愛されキャラでもあります。
ジャンルや年齢に囚われず幅広く丁寧にアドバイスしてくれるので、この機会にぜひ参加してみては如何でしょうか。
TCアカデミーでの講座(6月28日)
http://tcacademy.jp/blog-entry-649.html
小関勲(こせき いさお)ヒモトレ発案者/バランストレーナー。1973年、山形県生まれ。1999年から始めた“ボディバランスボード”の制作・販売をきっかけに指導を開始。その身体全体を見つめた独自の指導は、多くのトップアスリートたちから厚い信頼を得て、現在は日本全国で指導、講演、講習会活動を行っている。小関アスリートバランス研究所(Kab Labo.)代表、Marumitsu BodyBalanceBoardデザイナー、平成12~15年度オリンピック強化委員(スタッフコーチ)、平成22~25年度オリンピック強化委員(マネジメントスタッフ)、日本体育協会認定コーチ、東海大学医学部客員研究員・共同研究者、日本韓氏意拳学会中級教練
主な著作:
ヒモトレ革命 繫がるカラダ 動けるカラダ (小関勲、 甲野善紀共著)