城南治療室 院長 高橋透 『身体は語る』 Q&A Vol.4
2017-01-23
- Category : 城南治療室 院長 高橋透 『身体は語る』 Q&A
Tag :
Q:疲労回復に施術が効くと考えて良いですか?
A. はい、有効だと思います。
ただ、施術を受けるということは変化するということですから身体はその変化に対応するためにエネルギーを使います、なので施術を受けることも疲れることなのです。施術を受けて色んな身体の働きが活性化されて良くなるということは間違いなくあることですが、自身の生活を省みてきちんと休むことで回復する、ということも回復する為のトレーニングなので先ずはちゃんと休むことを考えてください。どういう疲れなのか?施術を必要とするとような疲れなのか?ということも考えてみた方が良いでしょう。わからない場合は気軽に問い合わせてください。
Q:現在骨折をしたためギプスの生活をしています。ケガの回復を早めるような施術はありますか?
A. はい、あります。
その怪我に特化したということではありませんが。施術をして基本的な身体の働きが安定、底上げするようならそれはいい怪我が回復するうえでとても効果的だと思います。また、ケースによっては具体的にその怪我に対応するような手技がありますので。
Q:炊事をしていると数分で腰が痛くなります。とくに無理な姿勢はしていないと思いますし重たいモノを運ぶこともありません。他の日常生活では問題無いのですが、施術を受けるとこの悩みから解放されますでしょうか?
A. 冷たいようですが解放されるかどうかは分かりません。良くなって欲しいとは思いますが。笑
炊事をしていて数分で痛みが出るということが既に何らかの身体の不都合がある、という証拠です。痛めるのを恐れて無理のない動きをしよう、重いものは持たないようにしようとするよりは、今より少しでも動けるキャパ、重いものを怖がらずに持てるキャパを広げようと考えた方がいいと思います。自身の「身体が良い、悪い。痛める、治る」という価値観を少しづつでも良いですから省みてみてください。身体が良くなるということは、それまでよりも順応する働きが高まるということでもあります。それはやってみないと始まりませんから。