5月20日(日) TC.Academy オープン ワークショップ
2018-04-17
- Category : ワークショップ
Tag :
TC.Academyでは武術系、ボディバランス系、アート系、身体施術系などの講習会を毎月セレクトしてお届けしていますが、今回は今までの講習と違い、ボディバランス系、アート系からちょっとユニークな場をご提供します。
当日は自由にバランスボード、ヒモトレが試せます。
出力される話題は今回はボディバランス系「各種バランスボード」「ココロのバランスボード」「ヒモトレ」に関連されるトピックスでお願いします。
予約不要です。
子どもから大人まで楽しめるリズムワークショップをご紹介します。
★参加お申込はこちら
講師紹介
中村尚子(なかむら しょうこ)
自己のバンド『春犬バンド』で3枚CDをリリースその後もソロプロジェクトを含め現在まで6枚のCDをリリース。
その楽曲は今でもTV、ラジオCMとして幅広く利用されているまたそのユニークな教え方が評価され品川区の特別音楽講師、
インターナショナルスクールの音楽講師等もこなす。ラジオ『音楽評判堂』パーソナリティ
【著作等】
「Love Songs &Ballads」
4月14日(土) 関根秀樹 「焚き火ワークショップと料理の一日」
2018-03-02
- Category : ワークショップ
Tag :
とても不便な生活だったのでしょうか?
逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹

もの凄く面白く大切なことを経験する日になります!
自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・
一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。
今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。・プロデュサーの北川先生からのメッセージ
皆様こんにちは。
北川です。
今回も焚き火をします。
色々と焼いて食べましょう。
また関根先生が、
楽しみですね!
焚き火初心者も大歓迎です。
気軽にお越しください。
以下、関根先生からの講師挨拶文をご紹介いたします。
焚き火ワークショップへのおさそい
和光大学&多摩美術大学講師 関根秀樹
答えようにも、だれも確かな答えなど出せやしない。 われらは何処から来て、何方へ行こうとしているのか?
『
D'o? Venons Nous Que Sommes Nous O? Allons Nous 我々はどこから来たのか? 我々は何者なのか? われわれは どこへ行くのか?
ポール・ゴーギャン(1897年タヒチにて)
ヒト(人間)は長い長い間、火とともにありました。
食べ物を煮炊きするため。夜の闇を照らし、暖をとるため。
ものを加工し、森を焼き払って農地や村を作り、そして、信仰や、
もちろん、
小原秀雄先生(動物学・人間学)によれば、
ジョージア大学の研究室で生まれ育ったボノボ(
今年(2018)1月、
トビやハヤブサが火のついた小枝をくわえて運び、
京都の伏見稲荷では2013年にカラスが境内の樹木を焼くボヤ騒
オーストラリア先住民アボリジニ(
パプアニューギニア高地で1万年前の作物栽培の遺跡が見つかった
自然とヒト(人間)をつなぐもの 火
近代以降のさまざまな問題の根源は、自然と、
人間だけが唯一神に選ばれた特別な存在、「万物の霊長」
便利さは進歩です。しかし、行き過ぎた便利さは文化を破壊し、
科学や技術が複雑化、高度化しブラックボックス化していく中で、
アイヌの火の女神アベフチカムイも、沖縄の火の神ピヌカン(
ならば、乖離した自然と人間、
まずは摩擦での火起こし体験や焚き火料理あたりから、
関根秀樹
関根秀樹 『焚き火ワークショップと料理の1日』
【募集要項】
日時: 2018年4月14日(土) 雨天決行
13時~19時くらいまでを予定
(早退は自由です)
会費:大人 8000円
家族参加
未就学児 無料 小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:25名前後
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。
会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度
(集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)
食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。
お申し込み ⇒ 申込フォームへ
●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です
会場は屋外ですので、寒さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!
・その他 同意事項
講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。
講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演
12月24日(日) 関根秀樹 「焚き火ワークショップと料理の一日」
2017-11-25
- Category : ワークショップ
Tag :
とても不便な生活だったのでしょうか?
逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹

もの凄く面白く大切なことを経験する日になります!
自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・
一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。
今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。・プロデュサーの北川先生からのメッセージ
皆様
こんにちは。北川です。
12月24日(日)に関根先生と焚き火をします。
様々な発火法をご紹介いただける予定です。
そして、焚き火で肉や魚、野菜を焼いて食べましょう。
年内最後となる焚き火ですが、もしかするといつも以上に贅沢な内容になるかもしれません。
気軽にお越しください。
以下、関根先生からの講師挨拶文をご紹介いたします。
この挨拶分は前回のものです。
よって当日は内容に差異がある場合があります。
予めご了承ください。
関根先生は現在、電話やメールの無い生活を謳歌されています。
焚き火ワークショップへのおさそい
『火 失われゆく技術文化のいま』
和光大学非常勤講師 関根秀樹
35年前の和光大学で岩城正夫先生がプロゼミ「原始技術を復原する」を開講していたとき、石器や弓矢、吹き矢、火起こしの道具などを作ることは、学生にとって未知なる「知的実験」でもありました。
ただ、そうした道具を作る作業は、それまでの経験、体験の延長であり、完成で火が起きるまでを100とすれば1~5くらいからの出発だったと思います。
どんな形であれ、1年以内に火を使ったことのない学生はいませんでした。
原発を増やすために作られたオール電化住宅が普及し始めた10数年前からでしょうか、私の「火の人間史」の授業で、ナイフも包丁も火も使ったことのない学生が増えてきました。昨年はとうとう、小学校の理科の授業からアルコールランプが消えました。 「危ないから」と。 日教組の教育研究集会で、道具を満足に使えない子どもが増え、「手が虫歯になった」という報告があったのは1970年代のことでした。 「子どもに刃物を使わせない運動」などの成果でしょう。いま、授業は0からどころか、マイナスからの出発です。
想像力があったらやらないだろう!というような危険な使い方を平気でやってケガをしたりノコギリやナイフをダメにする学生がとにかく多いのです。
やはり35年前、秋岡芳夫先生は共立女子大生活デザイン科の授業で、ぞうきんの絞りかたや竹とんぼの作り方を教え、ナイフを研がせました。
多摩美術大学の名物ゼミ「自然文化史」では、俳人でもある宮下太郎先生が茅葺きの移築民家の中で火を焚き、山菜などを料理しお茶を点ててくれました。
和光大3年の時でしょうか、秋岡先生のところで知り合った宮下先生に呼ばれ、初めて授業のお手伝いに行った時、「関根君、最近の多摩美の学生はねえ、杉と松の区別もつかないんだよ」と嘆いていました。彫刻の朝倉文夫の内弟子時代、最初に、そしてずっとやらされたのは庭の手入れだったそうで、「庭いじりができない者に彫刻はできない」が朝倉の持論だったそうです。
最近の多摩美でも、ナイフが使えない学生は増え、作業効率は30年前よりはるかに低下しています。 和光大ではヒモギリ式、あるいは弓ギリ式の摩擦火起こし器を作り、火を起こし、焚き火をします。 その道具がもう自分で一からは作れず、ほぼ7~8割できたキットを使わざるを得ません。
民族楽器の授業で竹を伐りに行っても、15年前の学生なら20メートルの竹を長いままなんとか工夫して踏切を越えてきましたが、ここ数年は4分の1に切っても途中で「重すぎる」と言い出します(特に男子学生)。
昨年、枝を削って「削り掛け」の焚き付けを作らせたら、70人中2人だけ、とんでもなく上手いプロ級の学生がいました。2人ともタイからの留学生で、高校では勉強が忙しくてできなかったが、子どもの頃はよく木を削って遊んだそうです。おそらく、100年前、200年前の日本の田舎の子どもたちも、彼らと同じ程度の力量はあったのでしょう。
編著『焚き火大全』(創森社)が出たとき、予想に反して多くの新聞・雑誌の書評に好意的に取り上げられ、椎名誠が私の書いた部分だけパクッたDVDを出して(海外の読者からバレた)謝罪広告が出たり廃盤になったり、おもしろい反響はありました。東北大震災では、寒さの中、膨大な木材を前に立ちすくむ都市住民と、いち早く大きな焚き火をして暖を採り、生存者を呼び集め生活を立て直そうとした漁村と、反応は大きく分かれたようです。 いま、『焚き火大全』に続く焚き火の本を書いていますが、現実の日本では焚き火の文化は衰退する一方です。 都市部ではそもそも焚き火ができる場所がありませんし、調理にガスを使わない家庭も増えています。 焚き火はいずれ、民俗学の教科書に載るようになるのかもしれません。
このワークショップでは、焚き木を集め、ナイフや鉈で焚き付けを作り、摩擦発火具や火打石で火を点けます。
焚き木の組み方、炉のしつらえ方、鍋の吊るし方など、さまざまな伝統技術も体験しましょう。特に、東南アジアや南アジアの驚異的な火吹竹のしくみ(ダイソンの羽根なし扇風機と同じ原理)と、それを応用した関根式火吹竹の作り方はぜひおぼえてください。
なによりも、ただ火を囲み、火を見つめる、のんびりした非日常の時間と空間を楽しみましょう。
焼きたいもの、食べたいものがあったら各自持ってきてください。
木を削るナイフや鉈など、愛用の道具があるかたはご持参ください。
少しですが、ハマグリ刃に研ぎ上げたナイフや剣鉈なども販売します。
関根秀樹
※木工竹細工にも使いやすいフォールディング(折り畳み式)ナイフと、頑丈なフィクストブレード(折り畳みでない)のナイフをいくつか入手し、日本刀のような切れ味と刃持ちを両立させるハマグリ刃に研ぎ上げました。
当日販売と、追加注文も可能です。
アフガニスタンの女性が護身に使った100年ほど昔の貴重な沙張(青銅に近い合金)製かんざし(寸鉄や蛾眉子のような使い方)も入手しました。
これも興味ある方に販売します。
関根秀樹 『焚き火ワークショップと料理の1日』
【募集要項】
日時: 2017年12月24日(日) 雨天決行
13時~19時くらいまでを予定
(早退は自由です)
会費:大人 8000円
家族参加
未就学児 無料 小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:25名前後
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。
会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度
(集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)
食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。
お申し込み ⇒ 申込フォームへ
●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です
会場は屋外ですので、寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!
・その他 同意事項
講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。
講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演
12月7日(日) 関根秀樹先生と豪華ゲスト陣による 「武術と音楽の集い」
2014-11-26
- Category : ワークショップ
Tag :
自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・
今回は、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり
そこは『大人の子供たちの秘密基地』かも?
詳しいスケジュールは決めていません
豪華ゲストも来ます!
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。
【講師 関根秀樹先生からのメッセージ】
先日、長野県小諸山中のアウトドアイベントに呼ばれ、遠藤ケイさん(作家、イラストレーター)と「焚き火対談」をして来ました。
若い頃よく一緒に仕事したカメラマンや旧知のライター、編集者、昆虫写真家の海野さんなども来て、夜は同窓会のようでした。
驚いたのは、野外活動の施設なのに屋根付きの薪置き場もなく、用意されていた薪はただでさえ煙の多い松。それも濡れてびしょびしょの。
焚き火料理の指導で呼ばれてきたという料理研究家グループは、まったく火が起こせず、大鍋もダッチオーブンも使うのが始めて!という始末。
結局あっちこっちで倒木や松の落ち葉、栗のイガ、松ぼっくりなどを大量に集め、そっちの焚き火の世話や料理の段取りまでする羽目に。
まあ、ダッチオーブンで焼いたアップルパイも遠藤さんの石焼きりんごジャムもおいしかったし、島崎藤村の「小諸川のほとりにて」に登場する蕎麦掻き「ハリコシそば」もうまくできたし、ハチクのかなり太いのも見つけたし、昆虫食やネイチャーフォトのディープな話も聞けたし多少の収穫はありました。
先週末土曜は刃物関係の集まりで鹿やイノシシやキジ料理に舌鼓を打ち、日曜は囲炉裏と火鉢の設計指導を頼まれたお宅でウマヅラハギの刺身やキモをご馳走になり、今日は焚き木集めと薪割り、そして刃物研ぎで日が暮れました。
さて、12月7日(日)のテーマは「焚き火」です。
野山で焚き付けや焚き木を探し、古代の摩擦火起こし器や火打石で火を起こし、民俗科学としての火の基礎技術を学びます。
特に夏とは違った焚き木の組み方や着火法の理論と理論と実際の効果や不具合、ナタやナイフでの焚き付け作りの方法などを細かくやります。
好評の石焼き料理もまたやりますので、トラピスト修道院の発酵バターも1缶用意しています。
江戸の料理書『甘藷百珍』に記された「絶品」芋料理の最高峰「塩蒸焼き芋」も実験します。
ほかに焼きたいもの、食べたいものがあったら各自持ってきてください。
当日は糀の甘酒や炭火焙煎コーヒー、梅柚檸檬酒、ビール、トムヤムクンラーメンなどの売店も出る予定です。
粉塵爆発等の実験や、竹の民族楽器でも遊びます。
日がかげったり風が吹くとかなり冷えますので、寒くない格好でどうぞ。
関根秀樹
●プロデューサー北川智久氏からのメッセージ
皆様こんにちは。
北川です。
今回は焚き火をします!
火を囲み、料理をし、音楽を奏で、稽古します。
ぼんやりと何もしないのもありです。
個人的には、生命の根源を感じずにはいられなくなる「石焼き肉」が一番楽しみです。
アウトドア初心者も大歓迎ですので、気軽にお越しいただきたいと思います。
一緒に焚き火を楽しみましょう!
北川
関根秀樹先生と豪華ゲスト陣による「武術と音楽の集い」
【募集要項】
日時: 平成26年12月7日(日) 雨天決行
11時~17時くらいまでを予定
会費:大人 8000円 家族参加応相談
未就学児 無料 小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:20名前後
会場: 小田急線鶴川駅付近
(お申し込み、お問い合せ時にお知らせ致します)
食事: ご自身で食事をされる「芋」や「肉」など焼きたいものをご持参下さい。
●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で穴が開いたり
火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
その他
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。
講師プロフィール
関根秀樹:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に、『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(以上は創和出版)、
『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)、『焚き火大全』(創森社、編著)、
『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演
8月12日(土) 関根秀樹 「焚き火ワークショップ」
2011-08-12
自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・
一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。
今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。
・プロデュサーの北川先生からのメッセージ
皆様こんにちは。
北川です。
お待たせしました。焚き火をしましょう。
肉や野菜などを焼いたり、音楽を楽しんだり、よい一日にしましょう!
北川
以下、関根先生からの講師挨拶文をご紹介いたします。
この挨拶分は前回のものです。よって当日は内容に差異がある場合があります。
予めご了承ください。
関根先生は現在、電話やメールの無い生活を謳歌されています。
焚き火ワークショップへのおさそい
『火 失われゆく技術文化のいま』
和光大学非常勤講師 関根秀樹
35年前の和光大学で岩城正夫先生がプロゼミ「原始技術を復原する」を開講していたとき、石器や弓矢、吹き矢、火起こしの道具などを作ることは、学生にとって未知なる「知的実験」でもありました。
ただ、そうした道具を作る作業は、それまでの経験、体験の延長であり、完成で火が起きるまでを100とすれば1~5くらいからの出発だったと思います。
どんな形であれ、1年以内に火を使ったことのない学生はいませんでした。
原発を増やすために作られたオール電化住宅が普及し始めた10数年前からでしょうか、私の「火の人間史」の授業で、ナイフも包丁も火も使ったことのない学生が増えてきました。昨年はとうとう、小学校の理科の授業からアルコールランプが消えました。 「危ないから」と。 日教組の教育研究集会で、道具を満足に使えない子どもが増え、「手が虫歯になった」という報告があったのは1970年代のことでした。 「子どもに刃物を使わせない運動」などの成果でしょう。いま、授業は0からどころか、マイナスからの出発です。
想像力があったらやらないだろう!というような危険な使い方を平気でやってケガをしたりノコギリやナイフをダメにする学生がとにかく多いのです。
やはり35年前、秋岡芳夫先生は共立女子大生活デザイン科の授業で、ぞうきんの絞りかたや竹とんぼの作り方を教え、ナイフを研がせました。
多摩美術大学の名物ゼミ「自然文化史」では、俳人でもある宮下太郎先生が茅葺きの移築民家の中で火を焚き、山菜などを料理しお茶を点ててくれました。
和光大3年の時でしょうか、秋岡先生のところで知り合った宮下先生に呼ばれ、初めて授業のお手伝いに行った時、「関根君、最近の多摩美の学生はねえ、杉と松の区別もつかないんだよ」と嘆いていました。彫刻の朝倉文夫の内弟子時代、最初に、そしてずっとやらされたのは庭の手入れだったそうで、「庭いじりができない者に彫刻はできない」が朝倉の持論だったそうです。
最近の多摩美でも、ナイフが使えない学生は増え、作業効率は30年前よりはるかに低下しています。 和光大ではヒモギリ式、あるいは弓ギリ式の摩擦火起こし器を作り、火を起こし、焚き火をします。 その道具がもう自分で一からは作れず、ほぼ7~8割できたキットを使わざるを得ません。
民族楽器の授業で竹を伐りに行っても、15年前の学生なら20メートルの竹を長いままなんとか工夫して踏切を越えてきましたが、ここ数年は4分の1に切っても途中で「重すぎる」と言い出します(特に男子学生)。
昨年、枝を削って「削り掛け」の焚き付けを作らせたら、70人中2人だけ、とんでもなく上手いプロ級の学生がいました。2人ともタイからの留学生で、高校では勉強が忙しくてできなかったが、子どもの頃はよく木を削って遊んだそうです。おそらく、100年前、200年前の日本の田舎の子どもたちも、彼らと同じ程度の力量はあったのでしょう。
編著『焚き火大全』(創森社)が出たとき、予想に反して多くの新聞・雑誌の書評に好意的に取り上げられ、椎名誠が私の書いた部分だけパクッたDVDを出して(海外の読者からバレた)謝罪広告が出たり廃盤になったり、おもしろい反響はありました。東北大震災では、寒さの中、膨大な木材を前に立ちすくむ都市住民と、いち早く大きな焚き火をして暖を採り、生存者を呼び集め生活を立て直そうとした漁村と、反応は大きく分かれたようです。 いま、『焚き火大全』に続く焚き火の本を書いていますが、現実の日本では焚き火の文化は衰退する一方です。 都市部ではそもそも焚き火ができる場所がありませんし、調理にガスを使わない家庭も増えています。 焚き火はいずれ、民俗学の教科書に載るようになるのかもしれません。
このワークショップでは、焚き木を集め、ナイフや鉈で焚き付けを作り、摩擦発火具や火打石で火を点けます。
焚き木の組み方、炉のしつらえ方、鍋の吊るし方など、さまざまな伝統技術も体験しましょう。特に、東南アジアや南アジアの驚異的な火吹竹のしくみ(ダイソンの羽根なし扇風機と同じ原理)と、それを応用した関根式火吹竹の作り方はぜひおぼえてください。
なによりも、ただ火を囲み、火を見つめる、のんびりした非日常の時間と空間を楽しみましょう。
焼きたいもの、食べたいものがあったら各自持ってきてください。
木を削るナイフや鉈など、愛用の道具があるかたはご持参ください。
少しですが、ハマグリ刃に研ぎ上げたナイフや剣鉈なども販売します。
関根秀樹
※木工竹細工にも使いやすいフォールディング(折り畳み式)ナイフと、頑丈なフィクストブレード(折り畳みでない)のナイフをいくつか入手し、日本刀のような切れ味と刃持ちを両立させるハマグリ刃に研ぎ上げました。
当日販売と、追加注文も可能です。
アフガニスタンの女性が護身に使った100年ほど昔の貴重な沙張(青銅に近い合金)製かんざし(寸鉄や蛾眉子のような使い方)も入手しました。
これも興味ある方に販売します。
関根秀樹 『焚き火ワークショップ』
【募集要項】
日時: 2017年8月12日(土) 雨天決行
13時~19時くらいまでを予定
(早退は自由です)
会費:大人 8000円
家族参加
未就学児 無料 小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:25名前後
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。
会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度
(集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)
食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。
●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です
会場は屋外ですので、日差し対策、熱中症対策お忘れ無く!
・その他 同意事項
講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。
講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演