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★12月23日(土)関根秀樹 火起こしから始めるたき火ワークショップ

2023-12-02

Tag :

 『縄文時代は火を起こすのも難しく、
とても不便な生活だったのでしょうか?
逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹

takibi.jpg 

面白いだけで無くとても大切なことを経験する日になります
知識の宝庫関根先生と過ごす「火起こし&研ぎ」これは絶対楽しい!

分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・

一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。

今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。

たき火+刃物
回は特別講座のおまけ付き!
希望者にはワンポイント『
ナイフや包丁の研ぎ講座』もやります。

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

お申し込み ⇒ 申込フォームへ

関根先生からのメッセージ


火起こし&焚き火ワークショップ

大震災以来のキャンプ、サバイバル、焚き火やブッシュクラフトブームの中で、摩擦火起こしやミッシュメタル(発火合金、アウイ合金)を使ったメタルマッチ(ファイヤースターター)などもかなり普及した。

少年マガジン裏表紙の通販でアメリカ陸軍特殊部隊のメタルマッチを買ったのは中学2年の1973年。
送料別で2700円くらいもした。今はかなり安価なのも出回っているが、発火合金のミッシュメタル(ランタンなど不純物を含むフェロセリウム)を、マグネシウムと間違って書いた本やネット記事、テレビ番組も多い

削りかけ、削り花という日本伝統の技術も用語も知らずにフェザースティックと呼んだり、消し炭の火口(ホクチ)をチャークロスだの、焚き付けをキンドリングだのと呼ぶ「専門家」は多い。

1980年代の初め、工業デザイナー秋岡芳夫先生の書斎にはブッシュクラフトやグリーンウッドワーク(生木木工)の洋書が何冊かあり、日曜に遊びに行くたびに読ませてもらっていた。

和光大学では岩城正夫先生のプロゼミやゼミで原始技術史を学び、3年生の時から小学館のアウトドア誌Be-PALのライターをやっていたから、ブッシュクラフト歴は40年を超える。

北欧や北米と日本では気候も植生も違う。
松やモミやシラカバあたりを削っていれば済むナイフのままでは、硬いケヤキやカシや竹には使い物にならない。
日本の野遊びには日本に合ったナイフと、それに見合った研ぎが必要になる。

ここらでひとつ、欧米の受け売りではない、日本のブッシュクラフト、
縄文流ブッシュクラフトの基本を伝えておきたい。

「アイアム冒険少年」で火起こしを指導し、「脱出島」で使う発火具を供給したり、一応まだ火起こし世界チャンピオンとしてキリモミ式で火種ができるまで3秒とか5秒とか、かろうじて10秒以内は保てているが、体力の衰えは確実に進行している。

目も悪くなって、肉眼では精密な研ぎも難しくなってきた。
今回、刃の黒幕で知られるシャプトンの最新高性能砥石ロックスターも使って、ナイフや包丁の研ぎもレクチャーしたい。

火起こしはキリモミ式、火ミゾ式、ノコギリ式、ヒモギリ式、弓ギリ式、江戸後期に創作された伊勢神宮の舞イギリ式、火打石、天気が良ければ水晶玉の光学式も。

江戸時代の火打石用綿火口や火縄銃の火縄のレシピも公開する。
火が起きたら、焚き火や炭火でおいしい料理やお茶、コーヒーを。
京都宇治の茶農家の青年会が開発した革命的なおいしい抹茶の点て方も。
来るべき東南海大震災への備え、などと構えず、火起こしも焚き火も研ぎも知的な遊び。
これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。                                  関根秀樹

【大事なおしらせ】
コロナ以前に長い間何度も焚き火ワークショップを行ってきた和光大学の中庭が、数年来、煙へのクレームが多く、来年度以降は焚き火禁止になります。
本当はこの夏から禁止の予定でしたが、「火と人間の文化史」の授業で焚き火をする場所を移すのに、定員割れで財源が不足し、移転の目途が立たないようです。
日本で一番ユニークでおもしろい大学として1981年に入試倍率20倍以上、85年頃は40倍以上もあった和光大学ですが、東大出身の3人のバカな教授たちが「普通の大学にしよう」と画策して大失敗。
少子化のスピードをはるかに超えて坂道を転げ落ちるように現在の惨状に。
焚き火ができる大学自体、もはや全国でも珍しいのですが、いよいよそれすらも怪しくなってきました。
もしかしたら、最後の焚き火ワークショップになるかもしれません

関根秀樹


関根秀樹 『焚き火ワークショップ』

【募集要項】

【日時】 2023年12月23日(土)  雨天決行
     11時~18時くらいまでを予定
     (早退は自由です)
   
【会費】 大人 8000円(税込)  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円
会費には材料費・燃料費・食費等を含みます

【募集】15名~20名程度
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。
・以前お申込された方で無断キャンセルされた方のお申し込みはお断りいたします

【会場】 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

【食事】 関根先生特製のカレーや古代の御飯などが味見程度用意されますが
     昼食のお弁当などのサービスはありませんので、必要に応じ各自
    「芋」「肉」「野菜」など焼いて食べたいものをご持参下さい。
    アルコールの持ち込み可です。
    会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

*小枝や竹を削ったりするのにナイフを使います。一応、貸し出し用のナイフやナタも少し用意しますし、
販売用もいくつか用意しますが、愛用のナイフやナタをお持ちの方はご持参ください。

お申し込み ⇒ 申込フォームへ

●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です

会場は屋外ですので、暑さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!

・その他 同意事項
講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。
お申し込みをキャンセルされる場合は、開催日5日前より所定のキャンセル料が発生します。
詳細は申込フォームの最終確認ページでご確認の上お申し込み下さい。

関根秀樹プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


★4月1日(土)関根秀樹 火起こしから始める「たき火」ワークショップ

2023-03-16

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 『縄文時代は火を起こすのも難しく、
とても不便な生活だったのでしょうか?

逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹


takibi.jpg 

面白いだけで無くとても大切なことを経験する日になります
知識の宝庫関根先生と過ごす「火起こし&研ぎ」これは絶対楽しい!

分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・

一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。

今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。

たき火+刃物
回は特別講座のおまけ付き!
希望者には『
ナイフや包丁の研ぎ講座』もやります。

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

関根先生からのメッセージ

焚き火ワークショップへの招待



40年以上も前の話だが、1980年代の初め、ぼくは和光大学で岩城正夫先生の「原始技術史」を学び、古代火起こしや石器作り、土器作りの実験や普及に取り組んでいた。
文学科の古典文学専攻だったから古典もまじめにやっていたし、工業デザイナー秋岡芳夫先生のところにも週1~2くらい通っていた。
まだ「火起こし世界チャンピオン」ではなかったが、ウツギの枝と杉板をキリモミ式で擦り合わせ、7秒で火種ができるくらいにはなっていた。
火の神話や火の科学、技術史、文化史全般に興味がわいて古今東西の文献を読み漁ってもいた。
昭和19年、戦争末期の物資不足の時代には柳田国男の『火の昔』をはじめ、『火の科学』や『家庭燃料の科学』な火に関する本がたくさん出版され、焼夷弾の種類や消し方を詳しく書いた本もあった。
フレイザー『火の起源の神話』とか、『古事記』『日本書紀』『古語拾遺』、『論語』、仏典の『涅槃経』なんかにも、古代の発火法や火の技術文化が垣間見える。
発火法は摩擦や火打石ばかりでなく、水晶レンズや反射鏡の光学式もあれば、化学的な発火法もある。
ぼくらが福島県の田舎で、小学5年の科学クラブに入って最初に習ったのは塩素酸カリと黒砂糖に濃硫酸を一滴たらして発火炎上させる実験。
同じ時期に富山の小学校で、2002年のノーベル化学賞受賞者田中耕一さんは、この実験で科学のおもしろさに目覚めたという。
これは近代マッチの発明以前に1805年フランスのJ・シャンセルが発明した浸酸マッチ「即席発火箱」や、1828年に英国のS・ジョーンズが売り出した「プロメチアン」マッチの原理であり、ナチス占領下のパリでノーベル化学賞のF・ジョリオ・キュリーが学生レジスタンスに広めた着発火炎弾のレシピでもある。
砂場で砂鉄とアルミ粉の混合物をマグネシウムリボンで点火し鉄を作るテルミット反応の実験は焼夷弾の基本原理でもあったし、炎色反応や火薬ロケットの実験も好きだった。
こういうちょっと危険な香りのするダイナミックな科学実験こそ、科学が好きになるきっかけになる。
危険だからとアルコールランプをなくした日本の公教育には絶望しかないが。

覚えたてで毎日のように火起こしの実験をしていた1年生の時、別の大学に行っていた安積高校物理部時代の同級生が、山尾三省の「火を焚きなさい」という詩を教えてくれた。
唐の詩聖杜甫に、珍しい素材での火起こしを記録した「清明二首」という詩がある。
4月の初旬、陰暦3月の初めは、二十四節季の清明(せいめい)に当たる。
日本ではあまりなじみがないが、周の時代から続く墓参りの日で、沖縄や中国や韓国などでは重要な節日だ。沖縄ではシーミーと呼ぶ。
周代には仲春(陰暦2月あるいは啓蟄~清明の前日まで)に家の中の火を一斉に消し、柳の枝をこすって清く新しい火を起こす「改火」にそなえた。
『論語』にある鑽燧改火とは、木燧(火切り杵)を鑽(キリモミ摩擦)して火をあらためるということ。
朝鮮李朝では19世紀まで改火の儀式を行っていた。
日常使い続けた火はケガレるので、1年ごとに摩擦や火打石で清らかな新しい火を起こす。
浄火とか忌火(いみび)などと呼ぶそうした風習はアジアにもヨーロッパにもあった。

唐の大暦4年(769年)、57歳になった最晩年の杜甫は左遷され南方の成都(四川省)や荊州江陵(長江中流域)など漂泊の果てに清明節の時期に潬州(現在の湖南省長沙)に赴く。
「朝来新火起新煙」で始まる一首目のあと、二首目の後半に、「家人鑽火用青楓」とある。
都のある黄河流域ならば春の清明にはニレや柳の枝を擦って火を起こすのに、南方の辺境では青楓の枝を用いて火を起こしていたというのだ。
柳の枝の樹皮は緑色(古代には青の範疇)で、五行説では春に対応する。
青楓というのは、若枝が青い(緑色)のフウの木の枝を使ったということだろう。
ちなみに中国語の楓という漢字は、カエデではなく、フウの木のこと。
この詩の解釈では青楓を青葉のついたカエデだとか、生のカエデを使ったとかいう説がまかり通っている。
ふつう文学研究者は火起こしなど知らないからしかたないことなのだが。
渋谷の桑沢デザイン研究所近くにフウの木の街路樹があり、剪定した若枝には不定形の茶色い随がある。
1年以上乾燥したのがあるから、今回は季節がら、柳とフウと、両方を使って火を起こしてみよう。
4月30日には恩師岩城正夫先生(93歳)との対談とワークショップをする予定。
その話もしようか。
関根秀樹


関根秀樹 『焚き火ワークショップ』

【募集要項】

日時: 2023年4月1日(土)  雨天決行
     13時~19時くらいまでを予定
     (早退は自由です)
   
会費:大人 8000円  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:15名前後 
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。

会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
    アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

お申し込み ⇒ 
申込は締め切りました

●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です

会場は屋外ですので、暑さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!

・その他 同意事項
講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。
お申し込みをキャンセルされる場合は、開催日5日前より所定のキャンセル料が発生します。
詳細は申込フォームの最終確認ページでご確認の上お申し込み下さい。

関根秀樹プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


★2月11日(土・祝)関根秀樹 火起こしから始める「たき火」ワークショップ&「研ぎ」講座

2023-01-28

Tag :

 『縄文時代は火を起こすのも難しく、
とても不便な生活だったのでしょうか?

逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹


takibi.jpg
 たき火+刃物

 面白いだけで無くとても大切なことを経験する日になります
今回は実験もたっぷり! 「火起こし&研ぎ」さあ楽しく過ごしましょう!

分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・

一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。

今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。

回は特別講座のおまけ付き!
新春特別として『
ナイフや包丁の研ぎ講座』もやります。

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。


関根先生からのメッセージ

焚き火ワークショップへの招待


                                 


火のある暮らし

2000年頃のデータでは、世界人口の30%ほどが、焚き木や乾燥畜糞などを燃料に煮炊きや暖房など日々の暮らしを営んでいました。


インフラを破壊されたウクライナでも、焚き火以外に暖をとる手段のない人々は多いでしょう。
欧米の森林国やオーストラリア、ニュージーランドなどでは燃焼効率の高い薪ストーブや暖炉が発達し、普及率90%を超す国さえあります。


世界有数の森林国、日本では、北海道や信州を除けば薪ストーブの普及率は1%にもならないのではないでしょうか。


倒木や間伐材、剪定枝や落ち葉など、膨大な量の木質資源が、ただ放置され腐っていきます。
もちろん、ボストンのような盆地で空気の逆転層によって煙が滞留してしまう地形では、薪ストーブや焚き火が禁止されている場合もあります。


しかし、日本の多くの地域で、教育目的でも災害への備えの意味でも、森林環境の保全やエネルギーの有効利用のためにも、もう少し焚き火や薪ストーブの普及が促進されてもいいのでは?
江戸時代前期に書かれた「足軽物語」を読むと、戦国時代の小枝や乾燥馬糞などを使った驚くほど無駄のない焚き火の技術文化が垣間見えます。


30歳のころ、火をテーマにしたNHKの科学番組で、埼玉のボーイスカウトのベテラン指導者グループと少ない薪で飯盒の飯を炊く競争をさせられたことがありました。


わずかな薪でいかに効率的にご飯が炊けるか、というのは現代の遊びとしてもおもしろいでしょう。
結果は?  3合の米を炊くのに、彼らは鉈やナイフを使って薪の消費量2㎏強
こっちは刃渡り8㎝のフォールディングナイフ1丁で、400g。
しかも向こうは急ぎすぎて火力を上げすぎ、吹きこぼれたためか、ちょっと早かったけれど芯の残るメッコ飯。こちらはおいしく炊けました。


あのころ、いかに少ない薪で効率的な小さな焚き火をするか、なんて考えて実験するもの好きはほかにあまりいなかっただろうし、実は、20代のころ、岩城正夫先生と一緒にボーイスカウトや日本キャンプ協会から招かれて上級指導者養成講座の講師をしたこともありました。
ぼくは非効率で大きすぎるキャンプファイヤーをけちょんけちょんにけなしていましたから、数年で呼ばれなくなりましたが。

どんど焼きじゃあるまいし、焚き火は大きすぎるとそばへも寄れません。


あ、そういえば曲亭馬琴の小説で、爆竹に「とんど」というかなを振っているのがあります。
小正月の左義長、どんど焼きの本質が邪を祓う爆竹文化であることがわかります。
中田ダイマルラケットの漫才「僕の漂流記」では、南島の原住民の大きな焚き火を「とんど」と呼んでいます。
大阪弁なのか尼崎弁なのかわかりませんが。


火を囲むなら、適度な大きさというものがあります。
春信の浮世絵にも描かれた、紅葉を焚いて酒を暖めるという白楽天ごっこも風流です。
今回はバウムクーヘンも焼きますが、丹沢七沢の中川重年さんから教わった方法をもとに、もう少し早く焼けるように芯の竹を細くアレンジしています。


神奈川県森林研究所の研究員や京都学園大学バイオ環境学部の教授などを歴任した中川さんは『焚き火大全』の共編著者で、広葉樹林業や森林環境保全などの専門家(ただの研究者ではなく、卓越した実践家)で、樹木の図鑑などたくさんの著書があります。
材料のレシピは「タモリ倶楽部」でやったのと同じ。
あの時は風速20mの春一番が吹き荒れる恐怖の焚き火でしたが。


ナイフや包丁の研ぎをやりたい人は、早めに来てください。
火起こしは、最も原始的とされる火ミゾ式や、東南アジアのノコギリ式も体験してみましょう。


カレーやコーヒー、麹で作った本物の甘酒(酒粕で作ったのは貧窮問答歌にある粕湯酒で、
甘酒ではありません!)など、あったまるものを用意しています。


和光大学4年生の伊藤源くんが開発したスウェーデントーチの発展型、伊藤式丸太のロケットストーブも実演してもらいます。

関根秀樹

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関根秀樹 『焚き火ワークショップ』

【募集要項】

日時: 2023年2月11日(土・祝)  雨天決行
     11時~18時半くらいまでを予定
     (遅れての参加、早退は自由です)

大体のスケジュール:
   ・11時~ 研ぎ講座(焚き火をしたい人は焚き火可)
   ・12時半頃~ 焚き火開始(研ぎを続けたい人はそのまま)
研ぎ講座 ナイフ、包丁などご持参できる方はお持ち下さい

会費:大人 8000円  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:25名前後 
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。

会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
    アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

お申し込み ⇒ 申込フォームへ

●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です

会場は屋外ですので、暑さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!

・その他 同意事項

講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。

講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


★12月24日(土)関根秀樹 火起こしから始める「たき火」ワークショップ

2022-11-30

Tag :

 『縄文時代は火を起こすのも難しく、
とても不便な生活だったのでしょうか?

逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹


takibi.jpg 

 面白いだけで無くとても大切なことを経験する日になります
今回は実験もたっぷり! 楽しく年の瀬を過ごしましょう!

分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・

一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。

今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

皆様お待たせしました!
年末焚き火会でございます!
火を囲んで、楽しく過ごしましょう!
 
北川

関根先生からのメッセージ

焚き火ワークショップへの招待


                            2022年11月26日 関根秀樹      


昨年秋にTBSの「アイアム冒険少年」という番組でフワちゃんというタレントに弓ギリ式火起こしの指導をして以来、摩擦火起こし道具のほとんどを製作、供給している。 それ以前はろくに火が点かず、煙が出たら次の場面では焚き火が燃え盛る、という某●ショナル・●オグラフィック・チャンネルのサバイバル番組のようなヤラセ映像でごまかしていたらしい。

80~90年代のテレビと違って出演者が和光大学まで習いに来ることもなく、ろくに練習もしないから、果たして火が点くのかどうか怪しいこともある。少なくとも、ノコギリ式や糸ノコ式は火などつかなかったはず。うちにはテレビがないから一度も見たことはないのだが。

東日本大震災以来、サバイバルやキャンプ、焚き火ブームが続き、欧州発のブッシュクラフト(先住民に学ぶ野外生活術)の翻訳ワークショップも盛んだ。しかし、日本の伝統技術文化もろくに知らず、英語そのままで布の消し炭をチャークロスだの、火口(ホクチ)をティンダー、削りかけ、削り花をフェザースティック、焚き付けをキンドリング、肥松、脂松をファットウッドだのと呼ぶ風潮は、バカじゃないのかと思ってしまう。

40年以上前、1980年に工業デザイナー秋岡芳夫先生の目黒の書斎でブッシュクラフトやグリーンウッドワーク(生木木工)の洋書を何冊か読ませてもらった時、かなりおもしろいが、アイヌ民族やマタギや、各地の農山漁村に伝わる伝統的な生活技術と融合し、日本化した方がいいと感じた。実際、秋岡さんはアイヌのニマに学んで生木による「縄文木工」を試みてもいた。和光大で岩城正夫先生の原始技術史を学んでからは、古代技術との融合も視野に入り、東南アジアやオセアニアの民族技術にも学ぶべきものは多かった。 そもそも、ジュートの麻ひもをほぐして火口にし、火種から炎にする方法は、40数年前に岩城先生が始め、本や雑誌やテレビで広めた技術だが、今やほぐした繊維が火口として商品化されている。

北欧の伝統は素晴らしい。しかし、日本とは気候風土も植生も違うし、竹なんか生えていない。ヨーロッパや北米の乾燥地帯と、雨が多く多湿の日本では条件がまるで違う。そもそも本来のブッシュクラフトとは、現地の気候風土や植生や民俗文化に学んで変化するものではなかったか。

震災以来、かまどベンチなるものを設置した「防災公園」が各地にできたが、ほとんどは一度も使われず、やっつけ仕事で作られた施設にはさまざまな不備、欠陥がある。地域住民がその存在も使い方も知らず、利用のソフトもない。確実に迫る東南海大震災に、そんなものが対応できるのだろうか?

和光大学でも、焚き火は受難が続いている。水曜の授業「火と人間の文化史 縄文流ブッシュクラフト入門」では焚き火をすることがシラバスにも記載されているが、数人の強烈なクレームで水曜以外は16:30以降しか焚き火ができず、現在の中庭で焚き火ができるのは今年度が最後になる。森林環境の保全には焚き火は必須なのだが、焚き火の効用を知らず、煙の臭いが嫌いな教職員が増えたから援護射撃もない。 武漢発のコロナ以降、大学はますます管理が強化され息苦しさを増し、「サポート バウト ノーコントロール」という初代学長梅根悟の理念などかけらもない。時代だろう。すでに日本の大学で焚き火ができるところはほとんどなくなった。農学や林学の実習なら焚き火はつきものだが、都会の文系大学で、発言権のない非常勤講師の立場ではどうしようもない。


さて、3年ぶりの焚き火ワークショップ。焚き付けや焚き木を拾い集め、小枝を削り、薪を割り、キリモミ式の摩擦で火を起こして点火する。火打石やメタルマッチ、天気が良ければ水晶の火取玉などの発火実験もしてみましょう。火と刃物は人間の生活文化の原点。ナイフや鉈の研ぎ、炭火を熾して五寸釘ナイフの鍛造実験なども。竹を火の熱で軟化させ曲げたりねじったり、爆竹の語源である竹の水蒸気爆発を体験したり。

そういえばクリスマスはイエスの誕生日などではなく、土着宗教やミトラス教の冬至の火祭りを4世紀にキリスト教が取り込んだもの。古代中国の爆竹の起源は病疫や災厄をもたらす妖を退散させるもの。摩擦で起こした忌火(いみび)、浄火は、日本でもインドでも西洋でもやはり災厄を追い祓い、すべてを更新し浄化するもの。3年間たまったさまざまなものを、ここらで燃やし尽くしましょう。

--

 
関根秀樹


関根秀樹 『焚き火ワークショップ』

【募集要項】

日時: 2022年12月24日(土)  雨天決行
     13時~19時くらいまでを予定
     (早退は自由です)
   
会費:大人 8000円  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:25名前後 
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。

会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
    アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

お申し込み ⇒ 満員御礼


●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です

会場は屋外ですので、暑さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!

・その他 同意事項

講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。

講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


★1月30日(土)関根秀樹 『声に出して読めない日本語  学校では教えない裏日本文学史』

2020-12-29

Tag :

緊急事態宣言に伴う新型コロナウイルス感染拡大防止対応の為延期となりました


識の玉手箱、関根先生のワークショップへようこそ!

今の教育では殆ど教わることの無いジャンルを今回は掘り下げます
関根ワールド全開、興味深い資料も!

関根秀樹ワールドご一緒に如何ですか?

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

企画者の北川智久先生からのメッセージ
皆様に来ていただきたいのだ。
今回はただ艶笑噺で爆笑したくて関根先生に頼んだ訳ではない。
技の世界を追究する上で、これから必要になるから頼んだのだ。
皆様と笑いながら場を共有できたら嬉しい。
北川智久



声に出して読めない日本語 学校では教えない裏日本文学史
和光大学非常勤講師 関根秀樹
                       
何年か前、『声に出して読む日本語』という本が評判になり、その影響もあって小学校の国語で「寿限無」を暗唱したりするらしい。教科書にある詩や短歌や俳句をそらんじ、中学になると枕草子や方丈記、徒然草、平家物語の一節を暗唱したりするのは昔から文学少年文学少女の常道だった。しかし、枕草子を「の」をつけず「まくらそうし、まくらぞうし」と読むと意味が違って18禁になる。

枕草子はかまはぬと始皇いひ(天明四年の川柳)

国語の教科書に川柳や狂歌は出てこないが、歴史の教科書にはいくつか紹介されている。老中松平定信の寛政の改革を皮肉った

白河の清きに魚のすみかねてもとの濁りの田沼こひしき
世の中に蚊ほどうるさきものはなし ぶんぶといふて夜も寝られず

などが有名だが、その定信は狂歌が大好きで蜀山人太田南畝とも交流があった。
 狂歌の源流には落書(らくしょ)、落首がある。建武二年(1335)の「二条河原の落書」は、今様(いまよう)の尽くし歌にも似かよった七五調の長文だが、これは幕末~明治の阿保陀羅経の尽くし歌にも受け継がれる中世の日本語ラップだ。

 日本の植物学の父と言われた牧野富太郎は、小学校中退で東京帝大講師、理学博士、第一回の文化功労者にも選ばれているが、学歴や権威に興味がなく、権威主義の教授たちから何度も帝国大学を追われ、研究を妨害されてもいる。富太郎の趣味に庶民の文芸、都々逸(どどいつ)がある。

   沈む木の葉も流れの具合 浮かぶその瀬もないぢゃない

幕末の都々逸で有名なのが、

三千世界のカラスを殺し 主と朝寝がしてみたい

これは桂小五郎作、高杉晋作など諸説ある。

  山の松茸なに見ておがる 谷の鮑を見ておがる
  山のアケビは何見て割れる 谷の松茸見て割れる

東日本の盆踊り唄ではアケビだが、西日本ではザクロの場合が多いらしい。口語による七七七五の詩形は盆踊り唄や潮来節、丹波篠山のデカンショ節(東京帝大水泳部などから学生寮歌としても広まった)などにも類例があり、デカンショの合いの手はデカルト、カント、ショーペンハウエルだ、などという説も生まれた。川上音二郎のオッペケペー節も同類だ。

  ざんぎり頭をたたいてみれば 文明開化の音がする

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自由民権運動の川上音二郎が演じたオッペケペー節

 「萬朝報」の黒岩涙香は卑俗化する都々逸を憂えて「里謡」を提唱したが、卑俗でない都々逸などおもしろくもなんともない。
 寄席での都々逸とくれば千人斬りと言われた柳家三亀松(初代)。戦時中は風俗のためよろしからずと禁演になった。この辺からあまり大きな声では読めなくなってくる。七七七五は演歌や歌謡曲にも受け継がれ、その末裔はサザンオールスターズか。

 子どものころから有線放送やラジオで大好きだった三遊亭金馬(三代目)には、落語だけでなく「随談」という小噺混じりの漫談に名演がいくつもある。そこに登場する古川柳や狂歌、古人の逸話伝説にも抱腹絶倒のすごいのが多い。『古事記』や『日本書紀』『万葉集』『奥の細道』にも、鳥や植物に関する博物誌的話題がいくらもある。教え鳥の別名があるセキレイは『日本書紀』に登場し、古川柳「鶺鴒はひとつおしへてあきれ果て」を金馬師匠も取り上げている。
 「町内で知らぬは亭主ばかりなり」「弁慶と小町は馬鹿だ なァかかあ」「歯は入れ歯 目はめがねにて 事たれど」「蛤は初手赤貝は夜中なり」「その当座 昼も箪笥の鐶が鳴り」中学生以下で意味がわかった人は職員室に自首しなさい。
 「道鏡は座ると膝が三つでき」と川柳にもよまれた孝謙天皇の夫、弓削道鏡の大きかった話。絶世の美女、世界三大美女の一人とされた小野小町の穴の話。七五調でなく八八八六の詩形を持つ沖縄の琉歌の話。神話伝説から民俗文化史、江戸のBL小説から武術の道歌まで、教科書には出てこない古典文学のカオスに、ようこそ。
 
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声に出して読めない古典の代表作、平賀源内の浄瑠璃風戯作『長枕褥合戦』



関根秀樹 『声に出して読めない日本語 学校では教えない裏日本文学史

日時: 2021年1月30日(土)
    13:10-16:00 (途中休憩を挟みます)

会場:タワーホール船堀 会議室「306」
アクセス:都営新宿線「船堀」駅前 徒歩1分
   
会費: 一般 8000円 / 専門学校、大学生 6000円
募集:12名前後 
お申し込み ⇒ 

(緊急事態宣言に伴う新型コロナウイルス感染拡大防止対応の為延期)


【重要なおしらせ】
現在コロナウイルス感染拡大の防止対策として都内公共施設の貸し出しが制限されており、今回の会場も今後その対象となる可能性があります。 そのため今後の成り行き次第では、現在主催者判断で開催可能とされる会場も行政より会場使用を制限(開催中止要請、開催禁止)される可能がありますので、開催に関しましては極めて流動的であるとご理解下さいますようにお願いいたします。
皆様方のご理解の上お申し込み下さい。ご協力、よろしくお願いいたします。
また当日ご来場の際は「マスク」の着用も重ねてお願いいたします。


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講師プロフィール
関根秀樹:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演

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プロフィール

TC.Academy.2021

Author:TC.Academy.2021
-------------------------
必然といえる偶然から出会った、
トップアスリートを支える
プロフェッショナルな人達と
関わりを持つようになって
20年以上になります。

自らが彼らにアドバイスを受け、
自身の心身に大きな変化を生じ、現在に至るまで日々進展中。
アドバイスを受ける毎に驚きがあります。

私のもらった感動やノウハウを
今度は多くの方々と共有したいという思いにかられ、直接プロフェッショナルの彼らから指導を受けられる講習会などを企画運営しています。

最初は知人から伝えはじめ、
今ではアスリート、アーティスト、学生、主婦あらゆるカテゴリーの分野のみなさんに参加頂いています。

私自身は身体を使う競技者経験はありません。
アーティストやコーチングプロなどのマネージング、プロデュースを生業にしています。

プロフェッショナルを支えるプロフェッショナルの彼らの独自のノウハウは、ジャンルの枠を超えて物事の本質に一歩近づく気づきを得られるものかもしれません
2011.7.1

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