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★5月5日(日)関根秀樹「刃物の選び方使い方と研ぎ 入門編」

2019-04-15

Tag :

 『ナイフマガジン』『刃物大全』(WPP)の連載や特集で登場した刃物の一部も紹介しつつ、現代の生活で使う刃物の選び方、使い方、研ぎやメインテナンスの基本を実践的に学びます。

 hamono.jpg 

あなたは自分に合った刃物を知っていますか?

物は危険だから持たない触らないように、と学校で習ったけど
日常生きていく上でも刃物が無ければ、困ることは多い。
職人さんでは無いけど、切れ味って知ってみたいし、刃物(道具)を愛おしむ気持ちも
できれば分かるようになりたい。

原始の時代から存在している「刃物」、本当は知らなければならない、知っていなければならない事がきっと沢山あるハズです。 今回はその情報、お宝話を関根先生が皆様に語ります。

関根秀樹ワールドご一緒に如何ですか?
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

関根先生からの講師挨拶文

刃物の選び方使い方と研ぎ 入門編
 
   数年前まで、『ナイフマガジン』という、ナイフ、刃物の専門誌があった。
そこで10数年間、主に日本の山仕事や職人仕事、あるいは日常生活で使われるで使われる生活刃物についての記事を書いてきた。「鉈と小刀 日本民俗刃物考」の連載が始まるまで、『ナイフマガジン』の記事は戦闘用、軍事用のいわゆるタクティカルナイフがほとんど。だが、失われつつある日本列島各地の鉈や山林刃物、職人や農山漁村の手仕事に使われてきた刃物。
そうした刃物についての、古今の文献や実地調査に基づくディープな記事が書ける雑誌は他にどこにもなかった。

考古学的な話題、民俗学的な話題、主に東南アジアや南アジア、オセアニアなどの文化人類学的な話題もOK。
縄文式サバイバルやブッシュクラフト(主に野外での自然素材を使ったプリミティブな生活技術)、民族楽器の製作など、で日常的に刃物を使い、研ぐ使い手の立場でデザインした刃物を、日本を代表する腕のいい鍛冶屋さんに注文して作っていただく、というような企画も実現した。 

学生時代に秋岡芳夫先生(工業デザイナー)のところで知己を得た中野の高名な大工道具鍛冶、左市弘(山崎氏。故人)には、無理を承知で明治時代の肥後守(というよりその原型)の刃だけ鍛ってもらった(地金は持ち込みの古い和釘。鋼は白紙1号)。「穴は自分で開けて!」というので大学のボール盤で加工し、変形の真鍮鞘も自分で作り、30歳年上の親友(古美術修復家)に李白の詩の一節を鏨で彫ってもらった。 
  
 戦前の肥後守の座金は菊花紋が多かったが、それじゃ芸がない。いまは一流の宝飾デザイナーになっている古い友人(知り合った頃は東京芸大の学生だった)のアトリエにベリリウム青銅の薄板を持ち込み、桜の花の形のおしゃれな座金を作ってもらった。 コラボレーションによる左市弘スペシャル肥後守。

以前にも市弘さんには洋式のナイフを作ってもらったことがあり、「関根さんはいつもおもしろいけど面倒な仕事持ってくるねえ」とあきれられた。 その後、縁あって出演した科学番組から、「だれか科学の知識や技術を応用してものを作っている職人さんはいませんか?」と相談を受けたので、即座に東大や東工大などでも非常勤講師を務めていた市弘さんに電話し、やがてすばらしい番組が出来上がった。

 市弘さんもとても喜んでくださったが、名人の秘伝を惜しげもなく公開した映像はこの上もなく貴重だ。
市弘さんはテレビ局からもらったビデオを何十本もダビングして交流のある同業者や友人たちに配った。 
惜しくも亡くなられて、二人三脚だった火造り名人の弟さんも廃業。刃物鍛冶の名門左市弘の名跡は絶えてしまったが、Youtubeでも見られるこの番組が生まれるきっかけを作ったことで、ささやかな恩返しができたような気はしている。 
甲野善紀先生はじめ多くの方々も読んでくださっていた『ナイフマガジン』の、いくつかの連載記事の一端は、膨大な写真資料とともに『刃物大全』(WPP)に転載されている。 

今回は連載や特集で登場した刃物の一部も紹介しつつ、現代の生活で使う刃物の選び方、使い方、研ぎやメインテナンスの基本を実践的に学びます。ちょっとした木工や竹細工もやってみましょう。

 クラフトナイフを日本刀のようなハマグリ刃に研いだもの、左利き用に改造したものなど販売用も少し用意しますが、愛用のナイフや包丁、はさみ、砥石などがあればご持参ください。

砥石を新しく買うなら、天然砥石と同じように水をかければすぐ使えるシャプトンというメーカーの、「刃の黒幕」というシリーズがおすすめです。とりあえず中砥で1000番、仕上げ砥で3000番くらいそろえれば家庭用には十分でしょう。耐水ペーパーなどを使う応急処置や、さび止めの工夫などについても考えましょう。   
 関根秀樹


関根秀樹 
刃物の選び方使い方と研ぎ 入門編

【募集要項】

日時: 2019年5月5日(日)  
     13時~17時くらいまでを予定
     (早退は自由です)
   
会費:大人 8000円  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:15名前後 
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。

会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

お申し込み ⇒ 
申込フォームへ

●その他
ご自身のナイフ、包丁、ハサミなどの研いでみたい刃物をお持ち下さい

・その他 同意事項

講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。

講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


★3月9日(土) 関根秀樹 火起こしから始める「たき火」ワークショップ

2019-02-27

Tag :

 『縄文時代は火を起こすのも難しく、
とても不便な生活だったのでしょうか?

逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹


takibi.jpg 

 面白いだけで無くとても大切なことを経験する日になります

分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・

一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。

今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

皆様
こんにちは。北川です。 
前回も火を起こし、肉や野菜を焼きました。
そして焚き火で湯を沸かし、鍋が出来上がりました。
このような場を皆様と共有できる事を嬉しく思います。
 
今回も、温かい鍋を作りたいですね。
おいしいだけではなく、力になることを願っています。 
北川

関根先生からの講師挨拶文

火を、改める。
あらためるとは、新ためる、
つまり新しくすることでもありました。
使い続けてきた古い火を消し、
キリモミで木を摩擦し、新しい火を起こすことを、
古代中国では鑽燧改火(さんすいかいか)と言いました。
仏典にも摩擦で火を起こす鑽火や衝撃で火花を飛ばす石火、燧(火打)の話はたとえ話としてよく出てきます。
日本の民俗学のある仮説では、ハレ(非日常)とケ(日常)は循環し、ケのエネルギーが枯れるのがケガレ。
ケガレは祓い、ハレの新たなエネルギーを注入しなければ、
新しい日常は始まらない、と考えられたようです。
儒教では春分、夏至、季夏(晩夏)、秋分、冬至に
陰陽五行説の木火土金水をあてはめ、
それぞれ青、朱(あか)、黄、白、玄(くろ)の色を当て、
季節によって木肌や樹皮の色を変えて火を起こす制があった、とされています。
しかし、そんな説が生まれたのは、孔子の死後数百年。
五行説が流行りだしたずっと後のこと。
論語などには年に一度(他のさまざまな文献から推測すると、
おそらく清明、今年なら4月5日ごろ)に鑽燧改火の習俗があったらしい記述があるだけです。
同時代の墨家集団に言わせれば、孔子を含め儒者は詐欺師集団のようなもの。
洋の東西を問わず、古代の宗教思想に捏造はつきものです。
 
さて、今回のワークショップは3月9日。
暦の上では3月7~8日前後が旧暦二十四節季の啓蟄(けいちつ)です。
地下で冬眠していた虫たち(古代の虫は蛇やカエルなども含む)が、
陽気で目覚め、地上に這い出してくる日ということで、
季節としてはこの日から春分までを啓蟄とし、春の季語にもなっています。
春の樹木で摩擦の火を起こし、
焚き火や炭火で料理やおいしいお茶やコーヒーを楽しみましょう。
アイヌ民族の古いマキリや折れた日本刀を改造した竹割鉈など、
珍しい民俗刃物もお見せできると思います。
 関根秀樹


関根秀樹 『焚き火ワークショップ』

【募集要項】

日時: 2019年3月9日(土)  雨天決行
     13時~19時くらいまでを予定
     (早退は自由です)
   
会費:大人 8000円  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:25名前後 
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。

会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
    アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

お申し込み ⇒ 
申込フォームへ

●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です

会場は屋外ですので、暑さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!

・その他 同意事項

講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。

講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


★12月23日(日)関根秀樹 焚き火ワークショップ

2018-12-19

Tag :

 『縄文時代は火を起こすのも難しく、
とても不便な生活だったのでしょうか?

逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹


takibi.jpg 

 もの凄く面白く大切なことを経験する日になります!

自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・

一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。

今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

・プロデュサーの北川智久先生からのメッセージ

皆様こんにちは。
焚き火大好き 北川です。
年内最後の焚き火イベントになります。
 
もしかするといつもと違う、おいしいものが食べられるかもしれません。
(いつも通りかもしれませんが) 
よい時間にしましょう。

焚き火初心者も大歓迎です。
気軽にお越しください。


以下、関根先生からの講師挨拶文をご紹介いたします。

今年2018年の冬至は12月22日。
イエスの誕生日はいまも不明(そもそもキリスト教の神学で誕生日は重視されない)ですが、
4世紀半ば(!)にコンスタンチノープル公会議でユリウス暦の生誕日(クリスマス)が規定されました。
これは1世紀ローマ時代の冬至の火祭りを換骨奪胎したもの、とか、
ローマの農耕神サートウルニウス神を祭るサートウルナーリアが元、とか、
諸説あります。公会議の記録では、「黄金の舌を持つ男」と呼ばれた
弁舌にたけた枢機卿が、土着の神々の祭りや信仰を断絶するため、
キリスト教の祭りとして無理やり創り変えたようです。
黄金の舌。日本の犯罪者の隠語では詐欺師や詐欺の弁舌を「金ベロ」といいます。
 
ヨーロッパでは特に冬至の火祭りが盛んだったので、
それを巧妙にキリスト教に取り込み、土着神や文化から剥奪することは
外来の新興宗教キリスト教にとって重要な戦略でした。
この時期に火のワークショップをするというのは、
クリスマスイブに予定のない人たちの憂さ晴らしではなく、
歴史文化的にも意味あることと、
思いたいよねえ。
 
火を起こし、火を使いこなし、火に集うのは、
ヒト(人間)であることの証明でもあります。
火で狩りをするトンビやハヤブサはいても、
彼らは火を囲む文化はもっていません。
とりあえず、そんな大義名分のもと、
平成最後の焚き火ワークショップは開催されます。
いつ起こってもおかしくない大地震の備えとしても、
火を扱う知恵と技術、火に親しむ時間は必要です。
火を見たことがない子どもたち、
火を焚いたことがない大人たちが増えている現代こそ、
こんな集まりは重要性を増してくるでしょう。
子どもたちは来たるべき未来のために。
大人たちは忘れてきた夏休みを取り戻すために。
 
2018年11月28日 関根秀樹


関根秀樹 『焚き火ワークショップ』

【募集要項】

日時: 2018年12月23日(日)  雨天決行
     13時~19時くらいまでを予定
     (早退は自由です)

会費:大人 8000円  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:25名前後
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。

会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
    アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

お申し込み ⇒ 
申込フォームへ

●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です

会場は屋外ですので、暑さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!

・その他 同意事項

講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。

講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


9月22日(日)関根秀樹 焚き火ワークショップ

2018-08-27

Tag :

 『縄文時代は火を起こすのも難しく、
とても不便な生活だったのでしょうか?

逆に、モノの溢れている現代の方が不便だと私は思っています』
原始技術史研究者 和光大学非常勤講師 関根秀樹


takibi.jpg 

 もの凄く面白く大切なことを経験する日になります!

自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・

一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。

今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。

ピンと来た方、どうぞお待ちしております。

・プロデュサーの北川智久先生からのメッセージ


皆様
こんにちは。北川です。
9月の涼しくなりそうな時期に焚き火をします。
きっと楽しいことがたくさんあると思います。
佳い時間にしましょう。
北川

焚き火初心者も大歓迎です。
気軽にお越しください。


以下、関根先生からの講師挨拶文をご紹介いたします。

火のワークショップ 
失われゆくひとつの文化                       
和光大学&多摩美術大学講師 関根秀樹   

答えようにも、だれも確かな答えなど出せやしない。 われらは何処から来て、何方へ行こうとしているのか?   『ルバイヤート』 ウマル・ハイヤーム(1048~1131)より関根訳  
D'o? Venons Nous Que Sommes Nous O? Allons Nous  我々はどこから来たのか? 我々は何者なのか? われわれは どこへ行くのか?ポール・ゴーギャン(1897年タヒチにて)   
地球の大気は現在、約21%の酸素濃度ですが、数十億年の間、酸素は1%もありませんでした。酸素が22%を超えると、火事は消しようもなく激しく燃え盛り、18%以下では多くの人間は呼吸困難になります。たき火ができるちょうどいい酸素濃度でも、人間のサイズがもっと大きかったら、エネルギー効率が悪く、樹木も化石燃料もとっくに使い尽くしていたでしょう。逆に人間がもっとずっと小さかったら、火を小さく保つことは非常に難しいので、火事で絶滅していたかもしれません。たき火ができる樹木と大気と、このサイズの身体を持ったヒト(人間)の存在は、気の遠くなるような偶然に偶然が重なった末の奇跡的な一瞬なのかもしれません。ヒト(人間)は長い長い間、火とともにありました。食べ物を煮炊きするため。夜の闇を照らし、暖をとるため。ものを加工し、森を焼き払って農地や村を作り、そして、信仰や、戦争のために。  火を使う動物はヒト(人間)だけ、というのが近代「文明人」の常識でしたが、オーストラリアには3年にカラスが火のついた灯明をくわえて飛び去り、枯葉に火をつけて境内の樹木を焼くボヤ騒ぎが起きました。フレイザー『火の起源の神話』などを見れば、人間に火の使い方を教えた鳥の神話や伝承は各地にありました。
近代以降のさまざまな問題の根源は、自然と、本来自然の一部であったはずのヒト(人間)とが、大きく乖離してしまったことにあります。自然の中で多くの神々(精霊たち。英語のGod を神と翻訳したのは大きな誤りで、日本には本来、Godにあたる概念はありません。また、漢語の神や現代中国語の神は、Godでも、日本人が思うカミサマでもありません)に囲まれて生かされている、という自然観、人間観は日本人の中からほとんど失われてしまいました。
それでも、人間は唯一神に選ばれた特別な存在、「万物の霊長」だから自然を支配し収奪できると考える西洋近代の自然観(中世の教会支配の反動でもあります)が長い間世界を蝕んできたことにうっすらと気づくだけの感性は残っていると信じたい。便利さは進歩です。しかし、行き過ぎた便利さは文化を破壊し、人間の能力や精神や、可能性をも衰退させてしまいます。現代文明の進歩は、一方で祖先たちには確かにあった全人的な能力の退化、人間の劣化をも意味してきたのではないでしょうか。ヒト(人間)の進化の特徴である自己家畜化を通り越して、自己ペット化という衰退へのプロセスは進行しています。日本ではそれに輪をかけて極端な人口構成の歪み、少子化と、過保護過干渉による自立できない子どもと親とが増え続けています。科学や技術が複雑化、高度化しブラックボックス化していく中で、地域や風土に根ざした伝統的な生活技術、木や竹や石や水や火など自然に直に接する等身大の知恵や文化は急速に失われました。武術などの身体や心のありかたもそうでしょう。それらをいま、自らの手と道具を使って追体験しながら学ぶ一連の作業は、閉塞した現代の文化や文明を問い直し、人間(ヒト)、あるいは日本人の来し方と行く末を考える上でもひとつのヒントとなるかもしれません。
自然とヒト(人間)をつなぐもの、火。アイヌの火の女神アベフチカムイも、沖縄の火の神ピヌカン(フィヌカン)も、東北の竈神や、荒神なども、神々と人間との境界であり媒介者です。ならば、乖離した自然と人間、自然と文明とをもう一度結びつけるきっかけ、人間の意識を変えるきっかけとなる可能性もまた、火とのつき合い方にあるのではないでしょうか。まずは焚き木やたきつけを拾い集め、摩擦での古代火起こしで点火し、焚き火料理を楽しみましょう。「タモリ倶楽部」でも指導したバウムクーヘンも、短時間でできるやり方を開発しました。
そういえば、某ナショナル・○オグラフィックチャンネルのサバイバル番組の解説を頼まれたとき、米軍特殊部隊あがりの「達人」の火起こしは全部インチキでした。摩擦で煙が出たあと、肝心の火種ができる場面や火種から炎にする場面は絶対に映さず、次の場面では大きな焚き火が燃え盛っていました。今年発売の某・川○拓氏のサバイバルマニュアル本でも、ネイティブアメリカン仕込みという摩擦火起こしの一連の写真はやはり火種がどこにもありません。火種が出るべき火鑽臼や火鑽杵の先端の焦げ具合(これを見れば本当に摩擦で発火したかどうか一目瞭然!)を巧妙に隠しているようにしか見えず、やはり本当には火種を作れていないようです。
米軍特殊部隊のサバイバル訓練では強力なメタルマッチがあるので摩擦発火法などほとんど練習しません。ネイティブアメリカンは白人によって伝統的な技術文化のほとんどを破壊され、衰退した発火法しか伝わっていないので仕方ありませんが。1980年代から岩城正夫先生や私たちが雑誌やテレビやワークショップや授業で古代発火技術を伝え広めてきましたが、いまだに伊勢神宮の江戸後期に作られたマイギリ式発火具で古代体験学習をやる博物館や学校は多く、上記のようなインチキ火起こしも増えてきました。あらためて普及活動をしなければならない時期なのかもしれませんが、悪貨は良貨を駆逐します。まさか天下のナショ○オがインチキ番組作るとはふつうは思わないでしょうし、米軍特殊部隊だのネイティブアメリカンだのは日本でも人気ですから。どんな分野でも、本当のことを正しく伝え、広めるということは、実はとても難しいことです。
 
関根秀樹         



関根秀樹 『焚き火ワークショップ』

【募集要項】

日時: 2018年9月22日(土)  雨天決行
     13時~19時くらいまでを予定
     (早退は自由です)

会費:大人 8000円  
家族参加
未就学児 無料  小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円

募集:25名前後
*中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。

会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 
    (集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)

食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
    アルコールの持ち込み可
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

お申し込み ⇒ 
申込フォームへ

●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
日よけ帽子、手拭い、タオル、軍手なども有ると便利です

会場は屋外ですので、暑さ寒さ対策、紫外線対策等お忘れ無く!

・その他 同意事項

講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。
決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。
イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。
事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。
イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。

講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演


7月14日(土)関根秀樹 「世界に一つだけの木製スプーンを作る」

2018-06-28

Tag :

 『あなたは自分で作ったスプーンで食事をした事がありますか?』
愛用の食器、いつもお気に入りの箸だったり茶碗だったり湯呑みだったりでもそれは多くの場合他人が作ったモノですね。 今回は、自分でお気に入り木製スプーンを作ります。 

spoon 

もの凄く面白く大切なことを経験する日になります!
 

食事をする時できれば、お気に入りの食器でたべたいですよね。
もしそれが自分で作ったモノならさらに美味しくなることでしょう。

前回の『焚き火』のワークショップでは、自分で木を拾ってきて、自分で火をおこしてちょっと料理にも挑戦しました。 一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山 しました。だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。 人によっては初めてナイフやナタを使う方もいらっしゃいました。 そこは当然発見の連続です。 今回のイベントは、その流れでちゃんと自分のお気に入りのスプーンを作ります。詳しくは関根先生からのメッセージをどうぞお読み下さい。
ピンときたり、ワクワクされた方々のご参加お待ちいたしております。

●プロデューサーの北川智久氏からのメッセージ
皆様こんにちは。
北川です。
 
私が皆様に、焚き火と同じくらい体験していただきたいのが、このスプーン作りです。 
自分の口に入る道具を作るという経験は、今後アイスクリームを食べる度に思い出されるのではないでしょうか。夏の思い出作りの一環にも、お越しいただきたいと思います。 
北川

●関根先生からのメッセージ

世界にはさまざまな暮らしぶりがあり、珍しい食文化があります。ヒンドウーやイスラム圏などでは、食事に道具を使うのは不浄とされ、手(右手)で食べるのが最も清浄とされています。
イタリアのナポリの最も伝統的なスパゲティはフォークを使わず手づかみが本式。スープを飲むスプーンはありましたが、日常的にフォークやスプーンで食事をするようになったのはほんの数百年前(日本では江戸時代)でした。スプーンやうつわの原形は人間の手のひら。くぼませれば水も汲めるし、両手ですくうこともできます。今回は、きめ細かく美しい木肌の板を削って磨き、世界に一つだけの、手になじんで口触りもいい、使いやすいデザートスプーンを作ります。世の中に出回っているさまざまなスプーンのデザインを見たり、市販のものを手に取って、自分が作りたい形を考えておいてください。「優れたデザインは、必ず単純な形をしている」とは、ウルトラQやウルトラマンのデザインをした美術家・成田亨の言葉です。シンプルで美しい形が、使いやすい形です。120年以上前のアールヌーヴォーのスプーンや、世界の優れたデザイナーの作品なども資料として紹介します。さまざまな木の性質や珍しい使われ方、刃物の選び方、研ぎなどもお話しします。関根秀樹

関根秀樹 『世界に一つだけの木製スプーンを作る 

【募集要項】
日時: 2018年7月14日(土) 雨天決行
13時~18時くらいまでを予定 (早退は自由です)
会費:(会費には会場費、材料費が含まれています)
大人 9000円   家族参加 未就学児 無料  
小学生 3000円 中学生 4000円 高校生 5000円 
募集:25名前後 *中学生以下の単独、及び複数でのご参加はご遠慮下さい。
会場: 小田急線鶴川駅付近徒歩10分程度 ●会場は大学構内です。        
(詳しい会場情報はお申し込み確認メールにてお知らせ致します) 
持ち物:もしお持ちであれば工作用ナイフ 貸し出し用もあります。
食事: 各自自作のスプーンで食べたいもの、おやつなどご持参して頂いて結構です。    
アルコールの持ち込み可 、会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。

 お申し込み ⇒ 申込フォームへ 

・その他 同意事項 講習会中の怪我や事故等には十分お気をつけ下さい。 決してご無理をなさらずご自身の体調をご判断の上ご参加下さい。 イベント開催中の発病・怪我・事故・盗難などについての責任は負いかねますので予めご了承下さい。 事前に傷害保険、レジャー保険等に加入していただくなど、ご自身の責任において対応して頂きますようお願いいたします。 イベント中は講師およびスタッフ指示及び当該施設の利用規約をお守り下さい。 

 講師関根秀樹先生プロフィール :和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。 主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。 教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。 ※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演

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プロフィール

TC.Academy.2019

Author:TC.Academy.2019
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必然といえる偶然から出会った、
トップアスリートを支える
プロフェッショナルな人達と
関わりを持つようになって
10年以上になります。

自らが彼らにアドバイスを受け、
自身の心身に大きな変化を生じ、現在に至るまで日々進展中。
アドバイスを受ける毎に驚きがあります。

私のもらった感動やノウハウを
今度は多くの方々と共有したいという思いにかられ、直接プロフェッショナルの彼らから指導を受けられる講習会などを企画運営しています。

最初は知人から伝えはじめ、
今ではアスリート、アーティスト、学生、主婦あらゆるカテゴリーの分野のみなさんに参加頂いています。

私自身は身体を使う競技者経験はありません。
アーティストやコーチングプロなどのマネージング、プロデュースを生業にしています。

プロフェッショナルを支えるプロフェッショナルの彼らの独自のノウハウは、ジャンルの枠を超えて物事の本質に一歩近づく気づきを得られるものかもしれません
2011.7.1

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「ヒモトレ」を始め講習会で使用している「バランスボード」「みちのく山道」をメーカー直送でお届けします。

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