- Category : イベント
Tag :
あなたの『稽古』が集いを創る!
なぜか知らず知らずのうちに夢中に語ってしまう・・・
身体が反応してくる
そんなあなたを夢中にさせる『稽古』を教えて下さい。
この会は講習会に参加するというある意味受動的な立場では無く
自分が場を創るという能動的なイベントでもあります。
会場の皆さんがあなたの『稽古』を楽しみにしています!
もちろん各参加者の『稽古』を観るもよし、聴くもよし、やってみるもよし!
トークに自由稽古に懇親会、何でもありの「稽古する」集いです。
特典:特別料金のご案内
9月16,17日に行われる
「光岡英稔による武術・武学の概論」にご参加の方は
会費を¥500~¥2000割引させて頂きます。
皆様こんにちは。
北川です。
今回は「稽古する」集いです。
みんなで稽古しましょう。
ただこちらの方で、少々特別ルールを設定させていただきます。
ルールにつきましては、当日のお楽しみということでお願いいたします。
奮ってご参加ください!
北川
お越しいただくにあたって
・お一人につき一つ以上『稽古』をご用意いただきます。
・用意が難しい方は無しでも大丈夫です。
・「稽古」は武術に限りません。 内容はおまかせします。
・当日「特別ルール」が発表されます。 お付き合いください。
・動きやすい服装、または稽古着をご用意ください。
・お持ちの方は各種稽古道具をご用意ください。
・よく分からない案内だと思いますが、よろしければお付き合いください
■ 『稽古する集い』に関して事前情報
・当日まで『稽古』の情報は公開されません。
・司会進行は北川智久先生
・合否及び順位付け等はありません。
・あくまでも交流のツールとしてお考え下さい。
・会場の床はカーペットとなっています。
・通常土足ですが、そこに座ったり寝転がったりすることは可能です。
・各自の持ち時間は、最大10分です
・フォーマットは有りません。
・オリジナリティ溢れる『稽古』歓迎します。
・資料その他必要なモノは各自でご用意下さい
但しホワイトボード、マーカーはこちらで用意いたします。
・マイクはありません
・当日ご紹介頂ける『稽古』のテーマとサマリーをお申し込み時に
ご提示下さい。
・『稽古』の内容によっては参加をお断りする場合があります。
・『稽古』の順番は、こちらで決めさせて頂きますので予めご了承下さい。
・時間と人数の関係があります。 お申し込みは、基本先着順です。
・受付締切は9月17日午後12時です。
・定員に達した場合は期日を待たず受付は締め切らせて頂きます。
【日時】 2016年9月18日(日)
10:00~16:00 途中昼食時間を1時間程度設けます。
【会費】 ¥8000(税込)
9月16日もしくは17日の「光岡英稔による武術・武学の概論」に
参加された方々には下記割引があります。
16日に参加された方 ¥500割引
17日に参加された方 稽古1コマに付き ¥500割引
【募集人数】 15~20名程度
【会場】江戸川区 タワーホール船堀 「303会議室」
【アクセス】 都営新宿線「船堀駅」 徒歩1分
【申し込み】申し込みフォームへ
お申し込みに際し、この本文中のリンクで申込みのページに移動できない
(表示されない)場合は上記のご案内をご参考に必要事項をご記入の上
下記メールアドレスまでお申し込みをお願いいたします。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
なぜか知らず知らずのうちに夢中に語ってしまう・・・
身体が反応してくる
そんなあなたを夢中にさせる『稽古』を教えて下さい。
この会は講習会に参加するというある意味受動的な立場では無く
自分が場を創るという能動的なイベントでもあります。
会場の皆さんがあなたの『稽古』を楽しみにしています!
もちろん各参加者の『稽古』を観るもよし、聴くもよし、やってみるもよし!
トークに自由稽古に懇親会、何でもありの「稽古する」集いです。
特典:特別料金のご案内
9月16,17日に行われる
「光岡英稔による武術・武学の概論」にご参加の方は
会費を¥500~¥2000割引させて頂きます。
皆様こんにちは。
北川です。
今回は「稽古する」集いです。
みんなで稽古しましょう。
ただこちらの方で、少々特別ルールを設定させていただきます。
ルールにつきましては、当日のお楽しみということでお願いいたします。
奮ってご参加ください!
北川
お越しいただくにあたって
・お一人につき一つ以上『稽古』をご用意いただきます。
・用意が難しい方は無しでも大丈夫です。
・「稽古」は武術に限りません。 内容はおまかせします。
・当日「特別ルール」が発表されます。 お付き合いください。
・動きやすい服装、または稽古着をご用意ください。
・お持ちの方は各種稽古道具をご用意ください。
・よく分からない案内だと思いますが、よろしければお付き合いください
■ 『稽古する集い』に関して事前情報
・当日まで『稽古』の情報は公開されません。
・司会進行は北川智久先生
・合否及び順位付け等はありません。
・あくまでも交流のツールとしてお考え下さい。
・会場の床はカーペットとなっています。
・通常土足ですが、そこに座ったり寝転がったりすることは可能です。
・各自の持ち時間は、最大10分です
・フォーマットは有りません。
・オリジナリティ溢れる『稽古』歓迎します。
・資料その他必要なモノは各自でご用意下さい
但しホワイトボード、マーカーはこちらで用意いたします。
・マイクはありません
・当日ご紹介頂ける『稽古』のテーマとサマリーをお申し込み時に
ご提示下さい。
・『稽古』の内容によっては参加をお断りする場合があります。
・『稽古』の順番は、こちらで決めさせて頂きますので予めご了承下さい。
・時間と人数の関係があります。 お申し込みは、基本先着順です。
・受付締切は9月17日午後12時です。
・定員に達した場合は期日を待たず受付は締め切らせて頂きます。
【日時】 2016年9月18日(日)
10:00~16:00 途中昼食時間を1時間程度設けます。
【会費】 ¥8000(税込)
9月16日もしくは17日の「光岡英稔による武術・武学の概論」に
参加された方々には下記割引があります。
16日に参加された方 ¥500割引
17日に参加された方 稽古1コマに付き ¥500割引
【募集人数】 15~20名程度
【会場】江戸川区 タワーホール船堀 「303会議室」
【アクセス】 都営新宿線「船堀駅」 徒歩1分
【申し込み】申し込みフォームへ
お申し込みに際し、この本文中のリンクで申込みのページに移動できない
(表示されない)場合は上記のご案内をご参考に必要事項をご記入の上
下記メールアドレスまでお申し込みをお願いいたします。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
5月3日(火・祝) 関根秀樹 「焚き火ワークショップ」
2016-04-14
もの凄く面白く大切なことを経験する日になります!
自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・
一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。
今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。
焚き火ワークショップへのおさそい
『火 失われゆく技術文化のいま』
和光大学非常勤講師 関根秀樹
35年前の和光大学で岩城正夫先生がプロゼミ「原始技術を復原する」を開講していたとき、石器や弓矢、吹き矢、火起こしの道具などを作ることは、学生にとって未知なる「知的実験」でもありました。
ただ、そうした道具を作る作業は、それまでの経験、体験の延長であり、完成で火が起きるまでを100とすれば1~5くらいからの出発だったと思います。
どんな形であれ、1年以内に火を使ったことのない学生はいませんでした。
原発を増やすために作られたオール電化住宅が普及し始めた10数年前からでしょうか、私の「火の人間史」の授業で、ナイフも包丁も火も使ったことのない学生が増えてきました。昨年はとうとう、小学校の理科の授業からアルコールランプが消えました。 「危ないから」と。 日教組の教育研究集会で、道具を満足に使えない子どもが増え、「手が虫歯になった」という報告があったのは1970年代のことでした。 「子どもに刃物を使わせない運動」などの成果でしょう。いま、授業は0からどころか、マイナスからの出発です。
想像力があったらやらないだろう!というような危険な使い方を平気でやってケガをしたりノコギリやナイフをダメにする学生がとにかく多いのです。
やはり35年前、秋岡芳夫先生は共立女子大生活デザイン科の授業で、ぞうきんの絞りかたや竹とんぼの作り方を教え、ナイフを研がせました。
多摩美術大学の名物ゼミ「自然文化史」では、俳人でもある宮下太郎先生が茅葺きの移築民家の中で火を焚き、山菜などを料理しお茶を点ててくれました。
和光大3年の時でしょうか、秋岡先生のところで知り合った宮下先生に呼ばれ、初めて授業のお手伝いに行った時、「関根君、最近の多摩美の学生はねえ、杉と松の区別もつかないんだよ」と嘆いていました。彫刻の朝倉文夫の内弟子時代、最初に、そしてずっとやらされたのは庭の手入れだったそうで、「庭いじりができない者に彫刻はできない」が朝倉の持論だったそうです。
最近の多摩美でも、ナイフが使えない学生は増え、作業効率は30年前よりはるかに低下しています。 和光大ではヒモギリ式、あるいは弓ギリ式の摩擦火起こし器を作り、火を起こし、焚き火をします。 その道具がもう自分で一からは作れず、ほぼ7~8割できたキットを使わざるを得ません。
民族楽器の授業で竹を伐りに行っても、15年前の学生なら20メートルの竹を長いままなんとか工夫して踏切を越えてきましたが、ここ数年は4分の1に切っても途中で「重すぎる」と言い出します(特に男子学生)。
昨年、枝を削って「削り掛け」の焚き付けを作らせたら、70人中2人だけ、とんでもなく上手いプロ級の学生がいました。2人ともタイからの留学生で、高校では勉強が忙しくてできなかったが、子どもの頃はよく木を削って遊んだそうです。おそらく、100年前、200年前の日本の田舎の子どもたちも、彼らと同じ程度の力量はあったのでしょう。
編著『焚き火大全』(創森社)が出たとき、予想に反して多くの新聞・雑誌の書評に好意的に取り上げられ、椎名誠が私の書いた部分だけパクッたDVDを出して(海外の読者からバレた)謝罪広告が出たり廃盤になったり、おもしろい反響はありました。東北大震災では、寒さの中、膨大な木材を前に立ちすくむ都市住民と、いち早く大きな焚き火をして暖を採り、生存者を呼び集め生活を立て直そうとした漁村と、反応は大きく分かれたようです。 いま、『焚き火大全』に続く焚き火の本を書いていますが、現実の日本では焚き火の文化は衰退する一方です。 都市部ではそもそも焚き火ができる場所がありませんし、調理にガスを使わない家庭も増えています。 焚き火はいずれ、民俗学の教科書に載るようになるのかもしれません。
5月のワークショップでは、焚き木を集め、ナイフや鉈で焚き付けを作り、摩擦発火具や火打石で火を点けます。
焚き木の組み方、炉のしつらえ方、鍋の吊るし方など、さまざまな伝統技術も体験しましょう。特に、東南アジアや南アジアの驚異的な火吹竹のしくみ(ダイソンの羽根なし扇風機と同じ原理)と、それを応用した関根式火吹竹の作り方はぜひおぼえてください。
なによりも、ただ火を囲み、火を見つめる、のんびりした非日常の時間と空間を楽しみましょう。
焼きたいもの、食べたいものがあったら各自持ってきてください。
木を削るナイフや鉈など、愛用の道具があるかたはご持参ください。
少しですが、ハマグリ刃に研ぎ上げたナイフや剣鉈なども販売します。
関根秀樹
※木工竹細工にも使いやすいフォールディング(折り畳み式)ナイフと、頑丈なフィクストブレード(折り畳みでない)のナイフをいくつか入手し、日本刀のような切れ味と刃持ちを両立させるハマグリ刃に研ぎ上げました。
当日販売と、追加注文も可能です。
アフガニスタンの女性が護身に使った100年ほど昔の貴重な沙張(青銅に近い合金)製かんざし(寸鉄や蛾眉子のような使い方)も入手しました。
これも興味ある方に販売します。
関根秀樹 『焚き火ワークショップ』
【募集要項】
日時: 2016年5月3日(火) 雨天決行
13時~19時くらいまでを予定
(早退は自由です)
会費:大人 8000円 家族参加応相談
未就学児 無料 小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:30名前後
会場: 小田急線鶴川駅付近
(集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)
食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
アルコールの持ち込み可
申込みフォームへ
【リンク先の申込みページに移動できない(表示されない)場合】
お名前・住所・人数・電話番号をご記入の上、
下記メールアドレスまでお申し込みをお願い致します。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
・その他
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。
講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演
自分で木を拾ってきて「焚き火」したことって有りそうで無かったかも。
まして自分で火をおこしたことなんて・・・
一口に焚き火をするといっても、今まで経験の無いことを沢山
しなければ、ちょっと出来ないかもしれませんよ。
だってどんな木を集めれば良いのかも最初は分かりませんから。
人によっては初めてナイフやナタを使うかも。
そこは当然発見の連続です。
今回のイベントは、ちゃんと「焚き火」をして、料理もして
実験もして、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
詳しいプログラムスケジュールはありません。
参加された方の自然発生的な流れに任せています。
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。
焚き火ワークショップへのおさそい
『火 失われゆく技術文化のいま』
和光大学非常勤講師 関根秀樹
35年前の和光大学で岩城正夫先生がプロゼミ「原始技術を復原する」を開講していたとき、石器や弓矢、吹き矢、火起こしの道具などを作ることは、学生にとって未知なる「知的実験」でもありました。
ただ、そうした道具を作る作業は、それまでの経験、体験の延長であり、完成で火が起きるまでを100とすれば1~5くらいからの出発だったと思います。
どんな形であれ、1年以内に火を使ったことのない学生はいませんでした。
原発を増やすために作られたオール電化住宅が普及し始めた10数年前からでしょうか、私の「火の人間史」の授業で、ナイフも包丁も火も使ったことのない学生が増えてきました。昨年はとうとう、小学校の理科の授業からアルコールランプが消えました。 「危ないから」と。 日教組の教育研究集会で、道具を満足に使えない子どもが増え、「手が虫歯になった」という報告があったのは1970年代のことでした。 「子どもに刃物を使わせない運動」などの成果でしょう。いま、授業は0からどころか、マイナスからの出発です。
想像力があったらやらないだろう!というような危険な使い方を平気でやってケガをしたりノコギリやナイフをダメにする学生がとにかく多いのです。
やはり35年前、秋岡芳夫先生は共立女子大生活デザイン科の授業で、ぞうきんの絞りかたや竹とんぼの作り方を教え、ナイフを研がせました。
多摩美術大学の名物ゼミ「自然文化史」では、俳人でもある宮下太郎先生が茅葺きの移築民家の中で火を焚き、山菜などを料理しお茶を点ててくれました。
和光大3年の時でしょうか、秋岡先生のところで知り合った宮下先生に呼ばれ、初めて授業のお手伝いに行った時、「関根君、最近の多摩美の学生はねえ、杉と松の区別もつかないんだよ」と嘆いていました。彫刻の朝倉文夫の内弟子時代、最初に、そしてずっとやらされたのは庭の手入れだったそうで、「庭いじりができない者に彫刻はできない」が朝倉の持論だったそうです。
最近の多摩美でも、ナイフが使えない学生は増え、作業効率は30年前よりはるかに低下しています。 和光大ではヒモギリ式、あるいは弓ギリ式の摩擦火起こし器を作り、火を起こし、焚き火をします。 その道具がもう自分で一からは作れず、ほぼ7~8割できたキットを使わざるを得ません。
民族楽器の授業で竹を伐りに行っても、15年前の学生なら20メートルの竹を長いままなんとか工夫して踏切を越えてきましたが、ここ数年は4分の1に切っても途中で「重すぎる」と言い出します(特に男子学生)。
昨年、枝を削って「削り掛け」の焚き付けを作らせたら、70人中2人だけ、とんでもなく上手いプロ級の学生がいました。2人ともタイからの留学生で、高校では勉強が忙しくてできなかったが、子どもの頃はよく木を削って遊んだそうです。おそらく、100年前、200年前の日本の田舎の子どもたちも、彼らと同じ程度の力量はあったのでしょう。
編著『焚き火大全』(創森社)が出たとき、予想に反して多くの新聞・雑誌の書評に好意的に取り上げられ、椎名誠が私の書いた部分だけパクッたDVDを出して(海外の読者からバレた)謝罪広告が出たり廃盤になったり、おもしろい反響はありました。東北大震災では、寒さの中、膨大な木材を前に立ちすくむ都市住民と、いち早く大きな焚き火をして暖を採り、生存者を呼び集め生活を立て直そうとした漁村と、反応は大きく分かれたようです。 いま、『焚き火大全』に続く焚き火の本を書いていますが、現実の日本では焚き火の文化は衰退する一方です。 都市部ではそもそも焚き火ができる場所がありませんし、調理にガスを使わない家庭も増えています。 焚き火はいずれ、民俗学の教科書に載るようになるのかもしれません。
5月のワークショップでは、焚き木を集め、ナイフや鉈で焚き付けを作り、摩擦発火具や火打石で火を点けます。
焚き木の組み方、炉のしつらえ方、鍋の吊るし方など、さまざまな伝統技術も体験しましょう。特に、東南アジアや南アジアの驚異的な火吹竹のしくみ(ダイソンの羽根なし扇風機と同じ原理)と、それを応用した関根式火吹竹の作り方はぜひおぼえてください。
なによりも、ただ火を囲み、火を見つめる、のんびりした非日常の時間と空間を楽しみましょう。
焼きたいもの、食べたいものがあったら各自持ってきてください。
木を削るナイフや鉈など、愛用の道具があるかたはご持参ください。
少しですが、ハマグリ刃に研ぎ上げたナイフや剣鉈なども販売します。
関根秀樹
※木工竹細工にも使いやすいフォールディング(折り畳み式)ナイフと、頑丈なフィクストブレード(折り畳みでない)のナイフをいくつか入手し、日本刀のような切れ味と刃持ちを両立させるハマグリ刃に研ぎ上げました。
当日販売と、追加注文も可能です。
アフガニスタンの女性が護身に使った100年ほど昔の貴重な沙張(青銅に近い合金)製かんざし(寸鉄や蛾眉子のような使い方)も入手しました。
これも興味ある方に販売します。
関根秀樹 『焚き火ワークショップ』
【募集要項】
日時: 2016年5月3日(火) 雨天決行
13時~19時くらいまでを予定
(早退は自由です)
会費:大人 8000円 家族参加応相談
未就学児 無料 小学生 2000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:30名前後
会場: 小田急線鶴川駅付近
(集合場所をお申し込み確認メールにてお知らせ致します)
食事: 各自「芋」「肉」「野菜」など焼きたいものをご持参下さい。
アルコールの持ち込み可
申込みフォームへ
【リンク先の申込みページに移動できない(表示されない)場合】
お名前・住所・人数・電話番号をご記入の上、
下記メールアドレスまでお申し込みをお願い致します。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
●当日の服装について
薄手のダブダブ起毛素材は着衣火災の危険性があるので不可。
薄手のポリエステル、ナイロン100%の服、フリースなども火の粉で
穴が開いたり火傷をする場合があります。
上着は綿や毛が50%以上の厚手素材が安全です。
多少汚れたり煙の臭いがついてもいい服装でお越しください。
・その他
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物大歓迎です。
講師プロフィール
:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演
- Category : イベント
Tag :
あなたのプレゼンが集いを創る!
なぜか知らず知らずのうちに夢中に語ってしまう・・・
身体が反応してくる
そんなあなたを夢中にさせる「何か」を語って下さい。
今回は講習会に参加するというある意味受動的な立場では無く
自分が場を創るという能動的なイベントでもあります。
会場の皆さんがあなたのプレゼンを楽しみにしています!
もちろん各プレゼンターのプレゼンを聴くもよし!
トークに自由稽古に懇親会、何でもありの「稽古観を観る」集いです。
当日はスペシャルゲストも予定しています。
特典:特別料金のご案内
2月12,13日に行われる
「光岡英稔による武術・武学の概論」にご参加の方は
会費を¥500~¥2000割引させて頂きます。
皆様こんにちは。
北川です。
前回、一部のマニアックな方々に大好評(?)だった
「身体観を語る集い」の続編です。
今回は皆様に
「稽古における身体」
「ご自身の研究テーマ」
「自由研究(参考資料等がある場合は明らかにしてください)」
を発表していただきます。
面白ければ、身体や稽古が関係なくても結構です。
もちろん、人前で話すのが苦手な方は、発表をしなくても、聞くだけ・
体験だけ参加でも大丈夫です。
今回もどうなるのか分かりませんが、早くも参加表明が寄せられています。
参加資格は特にありません。
「何だか分からないが面白そう!」
と思っていただければ十分です。
集まってください!
北川
【募集要項】
◆ プレゼンに参加される方々へ
・各自の持ち時間は、最大10分です
・フォーマットは有りません。
・オリジナリティ溢れるプレゼン歓迎します。
・資料その他必要なモノは各自でご用意下さい
但しホワイトボード、マーカーはこちらで用意いたします。
・マイクはありません
・当日プレゼンされるテーマとサマリーをお申し込み時に
ご提示下さい。
・プレゼン者は会費¥2000割引します
・プレゼンの内容によっては参加をお断りする場合があります。
・プレゼンの順番は、こちらで決めさせて頂きますので予めご了承下さい。
・時間と人数の関係があります。お申し込みは、基本先着順です。
・受付締切は2月10日午後12時です。
・定員に達した場合は期日を待たず受付は締め切らせて頂きます。
■ プレゼンに関して
・当日までプレゼンターの情報は公開されません。
・司会進行は北川智久先生
・合否及び順位付け等はありません。
・あくまでも交流のツールとしてお考え下さい。
【日時】 2月14日(日)
10:00~16:00 途中昼食時間を1時間程度設けます。
【会費】 一般参加 ¥8000
プレゼンター ¥6000
2月12,13日の「光岡英稔による武術・武学の概論」に
参加された方々には下記割引があります。
12日に参加された方 ¥500割引
13日に参加された方 稽古1コマに付き ¥500割引
【募集人数】 25名程度(プレゼンター含)
【会場】江戸川区 タワーホール船堀 「303会議室」
【アクセス】 都営新宿線「船堀駅」 徒歩1分
【申し込み】申し込みフォームへ
お申し込みに際し、この本文中のリンクで申込みのページに移動できない
(表示されない)場合は上記のご案内をご参考に必要事項をご記入の上
下記メールアドレスまでお申し込みをお願いいたします。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
なぜか知らず知らずのうちに夢中に語ってしまう・・・
身体が反応してくる
そんなあなたを夢中にさせる「何か」を語って下さい。
今回は講習会に参加するというある意味受動的な立場では無く
自分が場を創るという能動的なイベントでもあります。
会場の皆さんがあなたのプレゼンを楽しみにしています!
もちろん各プレゼンターのプレゼンを聴くもよし!
トークに自由稽古に懇親会、何でもありの「稽古観を観る」集いです。
当日はスペシャルゲストも予定しています。
特典:特別料金のご案内
2月12,13日に行われる
「光岡英稔による武術・武学の概論」にご参加の方は
会費を¥500~¥2000割引させて頂きます。
皆様こんにちは。
北川です。
前回、一部のマニアックな方々に大好評(?)だった
「身体観を語る集い」の続編です。
今回は皆様に
「稽古における身体」
「ご自身の研究テーマ」
「自由研究(参考資料等がある場合は明らかにしてください)」
を発表していただきます。
面白ければ、身体や稽古が関係なくても結構です。
もちろん、人前で話すのが苦手な方は、発表をしなくても、聞くだけ・
体験だけ参加でも大丈夫です。
今回もどうなるのか分かりませんが、早くも参加表明が寄せられています。
参加資格は特にありません。
「何だか分からないが面白そう!」
と思っていただければ十分です。
集まってください!
北川
【募集要項】
◆ プレゼンに参加される方々へ
・各自の持ち時間は、最大10分です
・フォーマットは有りません。
・オリジナリティ溢れるプレゼン歓迎します。
・資料その他必要なモノは各自でご用意下さい
但しホワイトボード、マーカーはこちらで用意いたします。
・マイクはありません
・当日プレゼンされるテーマとサマリーをお申し込み時に
ご提示下さい。
・プレゼン者は会費¥2000割引します
・プレゼンの内容によっては参加をお断りする場合があります。
・プレゼンの順番は、こちらで決めさせて頂きますので予めご了承下さい。
・時間と人数の関係があります。お申し込みは、基本先着順です。
・受付締切は2月10日午後12時です。
・定員に達した場合は期日を待たず受付は締め切らせて頂きます。
■ プレゼンに関して
・当日までプレゼンターの情報は公開されません。
・司会進行は北川智久先生
・合否及び順位付け等はありません。
・あくまでも交流のツールとしてお考え下さい。
【日時】 2月14日(日)
10:00~16:00 途中昼食時間を1時間程度設けます。
【会費】 一般参加 ¥8000
プレゼンター ¥6000
2月12,13日の「光岡英稔による武術・武学の概論」に
参加された方々には下記割引があります。
12日に参加された方 ¥500割引
13日に参加された方 稽古1コマに付き ¥500割引
【募集人数】 25名程度(プレゼンター含)
【会場】江戸川区 タワーホール船堀 「303会議室」
【アクセス】 都営新宿線「船堀駅」 徒歩1分
【申し込み】申し込みフォームへ
お申し込みに際し、この本文中のリンクで申込みのページに移動できない
(表示されない)場合は上記のご案内をご参考に必要事項をご記入の上
下記メールアドレスまでお申し込みをお願いいたします。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
8月16日 関根秀樹 『弓矢を作る集い』
2015-08-04
- Category : イベント
Tag :
本気で弓矢を作る!
何でこんなにワクワクするんだろう?
子供の頃得意げに弓矢を見せてくれた年上の君に
弓矢が作れなかった僕が凄いの作って見せてあげる!
そしてその日作る弓矢は、武術へと昇華する。
決め過ぎない その場でベストな選択を楽しむ
毎回参加の方ならお分かりと思いますが、
今回のイベントも、ちゃんと弓矢は作りますが、
詳しいプログラムスケジュールはありません。
自由稽古に参加されるもよし、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
懇親会で各自持ち寄りの飲み物や食べ物を楽しんだり
参加された方の自然発生的な流れに任せています。
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。
弓矢を作る集い
皆様こんにちは。 北川です。
武術・武道、身体技法を色々と教わったり研究していて分かったのが
「弓矢の重要性」
です。
しかし弓矢と言っても多種多様です。
何から学べば良いか思案しておりました。
そしてある日
「関根先生に一番古い、原始の弓矢の作り方から習おう!」
と思って企画しました。
ここから何かが始まると思います。
北川
【関根秀樹先生からのメッセージ】
弓と矢をつくる
古代~中世の戦争で最も重視された武器は弓矢と投石、近接戦の槍でした。
槍や投石の始まりは少なくとも250万年以上も前のこと。
対して弓矢の発明はよくわかっておらず、わずかな状況証拠から、およそ1万5千年前のレパント地方(現在のシリア、ヨルダンあたり)ではないかと言われています。
ヴィルム氷期が終わり、広大な草原が冬~春は大雪に閉ざされるようになったため、マンモスなど大型の獲物が大量絶滅した時代です。
狩りの技術も、森林ですばしこい小型動物に対応した変化を迫られました。
弓矢の発明は、弾力という目に見えない力を利用した最初の革命で、岩城正夫先生によればバネの起源、機械の起源の一つでもあります。
今回は、縄文~平安時代に使われた(アイヌ民族は近代まで)丸木弓を作ります。
弓琴、あずさ弓のように楽器であり呪具でもあった弓矢という道具に秘められたさまざまな工夫。
その操作法の中に隠された徒手武術との関連。
「弓歩」「弓受けの構え」とはいったい何なのでしょう。
何か参考になるものはないかといくつかの事典類を調べ、ついでにと wikipediaも見てみたら、あれはひどいですね。
何がどうひどいか。
情報の質や検索法、調べるという行為の変化についても考えてみましょう。
人類の進化と自己家畜化、自己ペット化、現代文明の発展と文化の多様性喪失、人の能力の劣化などにもつながる問題点が、弓矢の発展にも内在しています。
和光大学非常勤講師 関根秀樹
【ゲスト講師 光岡英稔先生からのメッセージ】
今回は私自身が誰よりも関根先生による弓矢の作り方のワーク・ショップを楽しみにしているかも知れません!!
ちょうど私の武術研究が弓馬の術に着目し始めているところにドンピシャの弓矢作りの講座を開いていただけることは嬉しいばかりです!
考えてみれば私の最初の武術体験も弓矢でした。カリフォルニアの野山で生活していたころ父親から貰った弓矢を打ったことが初めての武術経験だったと言えます。古い洋弓でしたが、父親が藁の束を買って来てくれ家の坂道を下りたところの角に最初の的を作ってくれたことを今でもよく覚えています。
私の武術における最近の研究が、弓矢、馬術、農耕、道具など古の時代から人が関わって来た生活様式と関係する身体観や所作に着目してます。特に古の時代における武術と言えば馬と弓に重きを置いており、未だに武術の基礎に置いて『馬歩(まほ)、平馬歩(へいまほ)、騎馬歩(きばほ)』、『弓歩(きゅうほ)』『馬手(右手、めて)』『弓手(左手、ゆんで)』などが稽古用語として用いられます。本来なら生活様式の中で“普通に”共有されていた経験と体験が、生活様式から離れ形式化しパントマイム的な形式のみが残って行き、もとの感覚経験から離れてしまったことが近代における武術の形骸化とも直接関係してます。
武術の基礎中之基礎、基本中之基本となる弓矢の作りや構造を知り、実際に丸木弓のような古代から伝わる弓矢から私たち現代に生きる武術家・武道家が学べることは只々多くあるかと思われます。武術・武道を試みる方は関根先生による此のワーク・ショップを逃す手はないかと!!
ゲストとして参加する私の方からは講座の合間に、作った弓矢から何のような動きが要求され、それが武術的な動きや身体の状態と如何に関係しているかなどに触れて参ります。また、弓矢と他の武道具や無手の技術の関係などにも触れて参ります。
皆様とお会いできますこと楽しみにしております!!
《弓矢を作る集い》ゲスト講師 光岡 英稔
関根秀樹 『弓矢を作る集い』
【募集要項】
日時: 2015年8月16日(日) 雨天決行
12時~17時くらいまでを予定
会費: 材料費の関係で参加費に違いがあります。
【弓矢を作る人】 ・・・制作された弓矢は持ち帰れます 現在キャンセル待ち
大人 8000円 (材料費込み) 中学生 4000円 高校生 5000円
弓矢を作る人は、制作時に見学希望者が出た場合ご協力をお願いします。
【弓矢を作るのを見学】 残席有り
大人6000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:制作・見学を含めて20名程度
会場: 小田急線鶴川駅付近
(お申し込み、お問い合せ時にお知らせ致します)
食事: 各自でご用意ください。
持ち物 弓矢を制作される方: クラフトナイフ / カッター/
制作した弓矢の持ち帰り用の布や袋 (大きさは木刀が収まる程度)
申込みフォームへ
【リンク先の申込みページに移動できない(表示されない)場合】
お名前・住所・人数・電話番号をご記入の上、
下記メールアドレスまでお申し込みをお願い致します。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
・その他
当日は現場で懇親会を行います。
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物差し入れ大歓迎です。
講師プロフィール
関根秀樹:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演
何でこんなにワクワクするんだろう?
子供の頃得意げに弓矢を見せてくれた年上の君に
弓矢が作れなかった僕が凄いの作って見せてあげる!
そしてその日作る弓矢は、武術へと昇華する。
決め過ぎない その場でベストな選択を楽しむ
毎回参加の方ならお分かりと思いますが、
今回のイベントも、ちゃんと弓矢は作りますが、
詳しいプログラムスケジュールはありません。
自由稽古に参加されるもよし、音で遊んだり、語ったり、ぼんやりしたり・・
懇親会で各自持ち寄りの飲み物や食べ物を楽しんだり
参加された方の自然発生的な流れに任せています。
ピンと来た方、どうぞお待ちしております。
弓矢を作る集い
皆様こんにちは。 北川です。
武術・武道、身体技法を色々と教わったり研究していて分かったのが
「弓矢の重要性」
です。
しかし弓矢と言っても多種多様です。
何から学べば良いか思案しておりました。
そしてある日
「関根先生に一番古い、原始の弓矢の作り方から習おう!」
と思って企画しました。
ここから何かが始まると思います。
北川
【関根秀樹先生からのメッセージ】
弓と矢をつくる
古代~中世の戦争で最も重視された武器は弓矢と投石、近接戦の槍でした。
槍や投石の始まりは少なくとも250万年以上も前のこと。
対して弓矢の発明はよくわかっておらず、わずかな状況証拠から、およそ1万5千年前のレパント地方(現在のシリア、ヨルダンあたり)ではないかと言われています。
ヴィルム氷期が終わり、広大な草原が冬~春は大雪に閉ざされるようになったため、マンモスなど大型の獲物が大量絶滅した時代です。
狩りの技術も、森林ですばしこい小型動物に対応した変化を迫られました。
弓矢の発明は、弾力という目に見えない力を利用した最初の革命で、岩城正夫先生によればバネの起源、機械の起源の一つでもあります。
今回は、縄文~平安時代に使われた(アイヌ民族は近代まで)丸木弓を作ります。
弓琴、あずさ弓のように楽器であり呪具でもあった弓矢という道具に秘められたさまざまな工夫。
その操作法の中に隠された徒手武術との関連。
「弓歩」「弓受けの構え」とはいったい何なのでしょう。
何か参考になるものはないかといくつかの事典類を調べ、ついでにと wikipediaも見てみたら、あれはひどいですね。
何がどうひどいか。
情報の質や検索法、調べるという行為の変化についても考えてみましょう。
人類の進化と自己家畜化、自己ペット化、現代文明の発展と文化の多様性喪失、人の能力の劣化などにもつながる問題点が、弓矢の発展にも内在しています。
和光大学非常勤講師 関根秀樹
【ゲスト講師 光岡英稔先生からのメッセージ】
今回は私自身が誰よりも関根先生による弓矢の作り方のワーク・ショップを楽しみにしているかも知れません!!
ちょうど私の武術研究が弓馬の術に着目し始めているところにドンピシャの弓矢作りの講座を開いていただけることは嬉しいばかりです!
考えてみれば私の最初の武術体験も弓矢でした。カリフォルニアの野山で生活していたころ父親から貰った弓矢を打ったことが初めての武術経験だったと言えます。古い洋弓でしたが、父親が藁の束を買って来てくれ家の坂道を下りたところの角に最初の的を作ってくれたことを今でもよく覚えています。
私の武術における最近の研究が、弓矢、馬術、農耕、道具など古の時代から人が関わって来た生活様式と関係する身体観や所作に着目してます。特に古の時代における武術と言えば馬と弓に重きを置いており、未だに武術の基礎に置いて『馬歩(まほ)、平馬歩(へいまほ)、騎馬歩(きばほ)』、『弓歩(きゅうほ)』『馬手(右手、めて)』『弓手(左手、ゆんで)』などが稽古用語として用いられます。本来なら生活様式の中で“普通に”共有されていた経験と体験が、生活様式から離れ形式化しパントマイム的な形式のみが残って行き、もとの感覚経験から離れてしまったことが近代における武術の形骸化とも直接関係してます。
武術の基礎中之基礎、基本中之基本となる弓矢の作りや構造を知り、実際に丸木弓のような古代から伝わる弓矢から私たち現代に生きる武術家・武道家が学べることは只々多くあるかと思われます。武術・武道を試みる方は関根先生による此のワーク・ショップを逃す手はないかと!!
ゲストとして参加する私の方からは講座の合間に、作った弓矢から何のような動きが要求され、それが武術的な動きや身体の状態と如何に関係しているかなどに触れて参ります。また、弓矢と他の武道具や無手の技術の関係などにも触れて参ります。
皆様とお会いできますこと楽しみにしております!!
《弓矢を作る集い》ゲスト講師 光岡 英稔
関根秀樹 『弓矢を作る集い』
【募集要項】
日時: 2015年8月16日(日) 雨天決行
12時~17時くらいまでを予定
会費: 材料費の関係で参加費に違いがあります。
【弓矢を作る人】 ・・・制作された弓矢は持ち帰れます 現在キャンセル待ち
大人 8000円 (材料費込み) 中学生 4000円 高校生 5000円
弓矢を作る人は、制作時に見学希望者が出た場合ご協力をお願いします。
【弓矢を作るのを見学】 残席有り
大人6000円 中学生 3000円 高校生 4000円
募集:制作・見学を含めて20名程度
会場: 小田急線鶴川駅付近
(お申し込み、お問い合せ時にお知らせ致します)
食事: 各自でご用意ください。
持ち物 弓矢を制作される方: クラフトナイフ / カッター/
制作した弓矢の持ち帰り用の布や袋 (大きさは木刀が収まる程度)
申込みフォームへ
【リンク先の申込みページに移動できない(表示されない)場合】
お名前・住所・人数・電話番号をご記入の上、
下記メールアドレスまでお申し込みをお願い致します。
宛先 tc.academy.2011@gmail.com
・その他
当日は現場で懇親会を行います。
会への差し入れ、参加される方々への飲み物、食べ物差し入れ大歓迎です。
講師プロフィール
関根秀樹:和光大学や多摩美術大学、桑沢デザイン研究所などの非常勤講師も務めるフリーの研究者&ライター。
主な著書に『新版 民族楽器をつくる』『竹でつくる楽器』(創和出版)、『縄文人になる』(山と渓谷社 ヤマケイ文庫)『焚き火大全』(創森社、編著)、『刃物大全』(ワールドフォトプレス)などがある。
教育出版の中学校音楽教科書にも執筆。
※NHK教育『スコラ坂本龍一 音楽の学校』にも出演
- Category : イベント
Tag :
7月12日(日) 特別企画 バランス講習会
バランストレーナー小関勲×養護学校教諭藤田五郎
『カラダの全体感を呼び覚ます~不自由が自由になる時』
今回は善通寺養護学校教諭の藤田五郎先生をスペシャルゲストとしてお招きし、養護学校に通う子どもたちの実際の変化とその可能性についてお話頂きます。
もちろん実技型講習会やQ&Aの時間もございますので、
じっくり吸収して頂ければと思います。
◆主な内容
・取り組みのキッカケやポイント。
・藤田先生の養護学校での生徒たちへの取り組みとその変化について。
(写真や動画にて)
・機能障害、脳性麻痺を抱えている子供たちへのアプローチ、具体例の紹介。
・全体性について~運動の前提条件を考える。
・ヒモトレやバランスボードの使用方法、具体例の紹介。
・ケガやパフォーマンスを高めるためには。
・Q&A
【1部】 善通寺養護学校 藤田先生による取り組みとその変化について
(進行・対談役:小関)
【2部】 小関×藤田 実例や実践を交えた講習会
単に現在養護学校関係者やお体が不自由な方々、高齢者を介護されていらっしゃる方々へのアプローチではなく、スポーツトレーニグや運動業界全体にも広く伝えられる内容になるかと考えております。
定員は限られますが、なるべく多くの方にご参加頂ければ幸いです。
●日時:2015年7月12日(日)
受付13:45/開演14:00~17:00(予定)
●会場:東京YMCA東陽町ウェルネスセンター 視聴覚室
東京都江東区東陽2-2-20(東京メトロ東西線東陽町駅徒歩5分)
TEL. 03-3615-5566
※講習会の内容についてはマルミツにお問合せください。
●参加費:1部 (14:10~15:30) 一般 6000円 / 学生 4000円
2部 (15:30~17:00) 一般 6000円 / 学生 4000円
通し参加 一般 10000円 / 学生 6000円
お申し込みはこちらから・・・MARUMITSUのサイトへ
主催:MARUMITSU、小関アスリートバランス研究所
協力:TCアカデミー
協賛:ONYONE
◇善通寺養護学校 藤田五郎先生より
現在、善通寺養護学校で、子供達の心と体への支援を行なっている藤田です。日々、肢体不自由児のみならず、発達障害や精神疾患の子供達と関わっています。今回は、日々の授業に取り入れているヒモトレとバランスボードの活用の事例を報告させていただきます。子供達からは、日々新たな発見を得ることができています。バランスは、心と体をつなげる課題として、自分自身を見つめ直すものになっています。自分自身へのイメージが薄い子供達にとって、自分への気づきを生み出すことができています。今まで、がんばらせてバランス課題を取り組ませていたところがありました。
しかし、小関先生のヒモトレと出会って、がんばりすぎずに「いい塩梅」で合わせることの重要性を実感しました。ヒモやバランスボードを使うことで、子供達の見えにくかった小さな力(自らの自発的な力や可能性)に気づくことができました。ちょっとした支援で、子供達の能力を引き出し、引き伸ばすことがヒモトレにはできると感じています。
子供達も、自分の可能性を感じ、自分自身への自信を高めることができています。今回は、子供達の変化を写真や動画で見ていただきたいと思います。ちょっとした支援が、子供の能力を引き出しています。また、動きにくさの改善や人との関わりへの意欲の向上につながることをお伝えできればと思います。体に麻痺があっても、体はつながっています。
動きにくい側(患側)を動く側(健側)の動きが誘導してくれます。続けることで、動きにくい側が動き始めます。気持ちの面での変化もあります。
バランストレーニグには、まだまだその可能性が隠れているように感じています。いろいろな分野の方々とヒモトレの可能性を考えていけたらと思っています。様々な意見が、また次へのステップにつながるものと考えています。今回、見ていただく写真等で感じたことを教えていただければと思います。そのご意見を参考に、また子供達への新たな支援方法を考えていきたいです。どうぞ、よろしくお願いします。
バランストレーナー小関勲×養護学校教諭藤田五郎
『カラダの全体感を呼び覚ます~不自由が自由になる時』
今回は善通寺養護学校教諭の藤田五郎先生をスペシャルゲストとしてお招きし、養護学校に通う子どもたちの実際の変化とその可能性についてお話頂きます。
もちろん実技型講習会やQ&Aの時間もございますので、
じっくり吸収して頂ければと思います。
◆主な内容
・取り組みのキッカケやポイント。
・藤田先生の養護学校での生徒たちへの取り組みとその変化について。
(写真や動画にて)
・機能障害、脳性麻痺を抱えている子供たちへのアプローチ、具体例の紹介。
・全体性について~運動の前提条件を考える。
・ヒモトレやバランスボードの使用方法、具体例の紹介。
・ケガやパフォーマンスを高めるためには。
・Q&A
【1部】 善通寺養護学校 藤田先生による取り組みとその変化について
(進行・対談役:小関)
【2部】 小関×藤田 実例や実践を交えた講習会
単に現在養護学校関係者やお体が不自由な方々、高齢者を介護されていらっしゃる方々へのアプローチではなく、スポーツトレーニグや運動業界全体にも広く伝えられる内容になるかと考えております。
定員は限られますが、なるべく多くの方にご参加頂ければ幸いです。
●日時:2015年7月12日(日)
受付13:45/開演14:00~17:00(予定)
●会場:東京YMCA東陽町ウェルネスセンター 視聴覚室
東京都江東区東陽2-2-20(東京メトロ東西線東陽町駅徒歩5分)
TEL. 03-3615-5566
※講習会の内容についてはマルミツにお問合せください。
●参加費:1部 (14:10~15:30) 一般 6000円 / 学生 4000円
2部 (15:30~17:00) 一般 6000円 / 学生 4000円
通し参加 一般 10000円 / 学生 6000円
お申し込みはこちらから・・・MARUMITSUのサイトへ
主催:MARUMITSU、小関アスリートバランス研究所
協力:TCアカデミー
協賛:ONYONE
◇善通寺養護学校 藤田五郎先生より
現在、善通寺養護学校で、子供達の心と体への支援を行なっている藤田です。日々、肢体不自由児のみならず、発達障害や精神疾患の子供達と関わっています。今回は、日々の授業に取り入れているヒモトレとバランスボードの活用の事例を報告させていただきます。子供達からは、日々新たな発見を得ることができています。バランスは、心と体をつなげる課題として、自分自身を見つめ直すものになっています。自分自身へのイメージが薄い子供達にとって、自分への気づきを生み出すことができています。今まで、がんばらせてバランス課題を取り組ませていたところがありました。
しかし、小関先生のヒモトレと出会って、がんばりすぎずに「いい塩梅」で合わせることの重要性を実感しました。ヒモやバランスボードを使うことで、子供達の見えにくかった小さな力(自らの自発的な力や可能性)に気づくことができました。ちょっとした支援で、子供達の能力を引き出し、引き伸ばすことがヒモトレにはできると感じています。
子供達も、自分の可能性を感じ、自分自身への自信を高めることができています。今回は、子供達の変化を写真や動画で見ていただきたいと思います。ちょっとした支援が、子供の能力を引き出しています。また、動きにくさの改善や人との関わりへの意欲の向上につながることをお伝えできればと思います。体に麻痺があっても、体はつながっています。
動きにくい側(患側)を動く側(健側)の動きが誘導してくれます。続けることで、動きにくい側が動き始めます。気持ちの面での変化もあります。
バランストレーニグには、まだまだその可能性が隠れているように感じています。いろいろな分野の方々とヒモトレの可能性を考えていけたらと思っています。様々な意見が、また次へのステップにつながるものと考えています。今回、見ていただく写真等で感じたことを教えていただければと思います。そのご意見を参考に、また子供達への新たな支援方法を考えていきたいです。どうぞ、よろしくお願いします。