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【講師のヨコガオ】整体だるま堂 中西眞院長

2022-06-06

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― 趣味は? 焚き火が好きです。 家族でキャンプに行き、火を起こして、焚き火を眺めている時が幸せです。 あとは、語源・字源を調べること。 自分が話した言葉や、書いた文字の源を調べてみると、思った以上の意味が出てきます。 すると、話した言葉、書いた文字から、自分でさえ気づいていなかった、 自らの潜在的な気持ちや価値観に気づくことがあり、おもしろいです。 ― 何故今の職を目指しましたか? 今の職に就いたのは、独立開業した時です。 それまでは、「理学療法士」という職でした。 今は、整体だるま堂という屋号にちなんで「整体師」と紹介されることもあります。 けれど私自身は、今の職を「中西 眞と名付けられた、ひとりの人」だと思っています。 弱いもので、そう思っていないと、「療法」という体系に頼り、理論や技術に 人を当てはめて解釈しがちなのです。 本当に、さんざん、そういう事をやってきました。 単なる理論・技術の当てはめではなく、この私が、その時、その場で、 目の前の人(を含む自然)を、よりよく観たい。 逆に、そう言えるくらいまで、選りすぐった技術を磨きたい。 独立するには未熟すぎる時期でしたが、そのような理由で、 「ひとりの人」という今の職に就きました。 ― 最近感動した話、または驚いた話など ヒトの胸骨・鎖骨・肩甲骨(胸と肩のあたり)の形と動きを、ネズミやサルのそれと見比べていて、 「あ!ひょっとして、そういうこと…!?」と、驚きました。 ヒトが、どんな環境、どんな経緯を経て、今の形と動きに至ったのか。 「来し方」を垣間見る気がしたのです。 こうして「来し方」を知ると、じゃあ、どうすれば身体を損なわず、より良くなっていけるのか。 「行く末」の理解も少し、深まります。 こういった驚きについては、講習会でもお伝えしていきたいです。 ― 講習会では、これからどのような事を伝えていきたいですか? 私自身は、身体の「来し方」や「そもそも」に興味があります。 なので、それを求める中で経験した事、自分なりに納得した事をお伝えしていきたいです。 あと、これまで子どもと関わるお役目が多かったせいもあり、赤ちゃんの発達は、よく参考にします。 それが唯一の理想というわけではないですが、「来し方」を知る手立ての一つとして、示唆に富んでいます。 ちなみに、講座名の「触れて、みる」。 「みる」が平仮名なのは、「見、観、視、診、看」などの可能性を開いておくためです。 また、句点を取れば、「触れてみる」となります。 赤ちゃんの頃、そうしていたように、まずは世界に「触れてみる」ことで 自他を知っていくきっかけが生まれれば、と思います。 ― 何か一言 TC Academyの講習会は、私が参加者なら目移りして困るほど、おもしろいものばかり。 とりわけ、「あたま語」と「からだ語」を聴き分け、話し分けるセンスを磨いていくのに、 うってつけの場だと感じています。 たとえば、「あたま」に描く快適さと、「からだ」に現れる快適さ。 「あたま」が願う丁度良さと、「からだ」の然るべき丁度良さ。 そのような違いを、自分なりに整理していく経験は、他ではなかなか出来ないものです。 また、決して「あたま」を否定せず、知性も「からだ」の働きとして認める講師・参加者ばかりで、 いつも驚き、学び、笑いに満ちています。 そのような場でお伝えするチャンスがあるのは、本当にありがたく、身が引き締まります。 ― お薦めの本、映画など 白川静『字統』は、漢字の成り立ちを探る字源字書。 気が向いた時に引き、読み物として触れるのも、お薦め。 また後年、中高生向けに編まれた『常用字解』。 よりコンパクトながら、読みごたえ十分です。 とりわけ、冒頭に白川先生が寄せた文章を読むたび、心が動きます。 他に、整体の野口晴哉先生と、体操の野口三千三先生の著作。 同じ野口姓のお二人が、同時代にそれぞれの方途で 人、命、自然について探究されたのは、本当に偶然なのでしょうか。 野口整体、野口体操いずれも、私は体系や方法論を学んだわけではありません。 けれど二人の天才が、世界の何処を、何故、 どのように観ていたのか、という事への興味は尽きません。 野口晴哉『風邪の効用』、野口昭子『回想の野口晴哉』、 野口三千三『原初生命体としての人間』『ことばに貞く』 などをお薦めします。

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中西 眞(なかにしまこと) 保有資格:理学療法士 急性期病院、整形外科クリニック、学校保健活動などに従事した後、2018年10月、整体だるま堂を開業。
最近の関心事は「手の知性化」。施術、武術、火起こし技術などを通じて、「触れる」ことを磨いている。

【講師のヨコガオ】 「とりあえず身体に訊いてみよ」つじ鍼灸院 辻敦志院長

2021-10-10

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講習会「とりあえず身体に訊いてみよ」を
ご担当頂いているつじ鍼灸院 辻敦志院長のヨコガオです。


・好きな食べ物は? → ばくらい、このわた、牛すじ、ホルモン、餃子、ラーメン、カレー、 ・趣味 → ないです ・何故鍼灸師を目指しましたか? → 高校の時に治療を受けた先生の院に患者さんが多く来ていたので、計算したら儲かると思って目指しました。専門学校に合格し、弟子入りして1週間で儲けるとかいう話ではないことを知りましたが、身体が変化して行くのが怖くもあるが面白くて続けています。 ・「解剖」と「体操」に興味がお有りと聞きました。その辺りを教えて下さい。 → 体操は興味があるというより、中学、高校と部活でやっていたのでその経験に依っているというのが本音です。ただ、解剖というか身体の構造や機能に照らし合わせると体操でやっていたことが施術に活きていることを時々実感している次第です。あと、動物の骨の図鑑を買って時々観察しています。 ・鍼灸の治療に向いている方、向いていない方 → 20年鍼灸に携わっていますが、何をもって向いているか向いていないかはわかりません。わかりませんが、鍼を刺すという組織を破壊する行為を国家資格として認められているということを常に自覚できない人は今からでも遅くはないので、免許返納してほしいと思います。 ・Blogにいつも天気図を載せていますが、どうしてですか? → 気圧の上下や季節の変わり目に不調を覚える方が少なからずおられるので、自身の傾向を知るきっかけになればと。いきなり不調が出るわけではなく、日常を過ごす中でなるべくしてなっていることを少しでも自覚していただければと思います。
*つじ先生のblogはこちらです→Total Treatment Centerのつぶやき「看脚下」
・最近感動した話または驚いた話を聴かせて下さい → “We are Space brothers” (小山宙哉「宇宙兄弟 Vol.40」講談社) ・講習会ではこれからどのような事を伝えていきたいですか? → これまでと変わらず、身体の構造・機能を日常生活でできることからお伝えしていければと思います ・何か一言 → 私は身体のことだけでなく、言葉も知らないことが多すぎてどこから手をつければいいか未だ模索している状況です。なので“今できること“しかお伝えできないのが申し訳なくて。出逢いの中で“できる”ことを少しでも深く広くできればと思います。ご協力お願いいたします。 ********************************* つじ先生の講習会「とりあえす身体に訊いてみよ」は偶数月に開催しています。

小関勲先生から 小磯直樹「身体操法研究」講習会開講に寄せて頂いたメッセージを紹介します

2020-06-13

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TC.Academyにて定期的に講習会を行っている小関勲先生から
小磯直樹「身体操法研究」講習会開講に寄せて頂いたメッセージを紹介します


大人気小磯先生の講座がカルチャー本格デビューです。小磯さんの講座は分かりやすく、特にスポーツをする学生さん達、指導者にとても大切な視点を与えてくれます。

 

結果を求められるスポーツは目の前のことに囚われやすく、偏りやすいものです。

その偏りがケガの原因となったり、パフォーマンスを発揮できない前提となったりするのです。

そんな状態から「中庸的カラダ、釣り合い」という新たな体験や視点を持たせてくれる小磯先生。

何故ならそこにケガをし難いカラダ、パフォーマンスを発揮し易いカラダがあるからです。

 

しかし、この多過ぎず、足りな過ぎず、このちょうど良い状態(能力が発揮されやすい)というものをなかなか指し示せないのは、(良い意味で)結果を先延ばしするところにあります。

結果を先延ばしするには、今知っていることを手放すことから始まるだが、最初からハードルが高いのが難点。手放すとは、不安や恐怖も同時に伴うことだからです。

 

そしてその先に全身の繋がりや全身の連動性が現れるのです。

小磯先生は不安や恐怖を不思議さや楽しさに変えて導いてくれます。可能性を体感することで内からの自信となってきます。武術研究家の甲野先生は小磯さんと長年のお付き合いがあるですが2019ひもトレフェスでの小磯先生の講座を始めて見てその指導力に驚かれたようです。

 

もちろんこういったことは、スポーツに限りません。

スポーツ以前のカラダを見る機会として捉えて頂ければと思います

本業は接骨院の院長であり、柔道家で武術家である小磯先生は、愛されキャラでもあります。

ジャンルや年齢に囚われず幅広く丁寧にアドバイスしてくれるのでこの機会にぜひ参加してみては如何でしょうか。


TCアカデミーでの講座(6月28日)
http://tcacademy.jp/blog-entry-649.html

★6月28日(日)小磯直樹 身体操法研究 テーマ「緊張と弛緩」


koseki1 小関勲(こせき いさお)
ヒモトレ発案者/バランストレーナー。1973年、山形県生まれ。1999年から始めた“ボディバランスボード”の制作・販売をきっかけに指導を開始。その身体全体を見つめた独自の指導は、多くのトップアスリートたちから厚い信頼を得て、現在は日本全国で指導、講演、講習会活動を行っている。小関アスリートバランス研究所(Kab Labo.)代表、Marumitsu BodyBalanceBoardデザイナー、平成12~15年度オリンピック強化委員(スタッフコーチ)、平成22~25年度オリンピック強化委員(マネジメントスタッフ)、日本体育協会認定コーチ、東海大学医学部客員研究員・共同研究者、日本韓氏意拳学会中級教練
主な著作:

DVD付きヒモトレ入門 (日貿出版社)

ヒモトレ革命 繫がるカラダ 動けるカラダ (小関勲、 甲野善紀共著)

ひもを巻くだけで体が変わる! 痛みが消える! 


小磯直樹先生「身体操法研究」講習会開講に寄せて武術研究家 甲野善紀先生からのメッセージを紹介します

2020-06-12

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小磯直樹・こいそ接骨院院長が私の講習会に初めて参加されたのは2004年の5月19日だったというから、もう16年以上が経過している。その間、私がどこからか依頼されて講習会や講演会を行なった際、アシスタントとして小磯氏が参加された事が何回あったか、とても数え切れないほどである。

そして、単にアシスタントとして参加というだけではなく、小磯院長は自身で研究開発した様々なトレーニング法を使って、中学校や高等学校のバスケットボールやバレーボール、ソフトボール等々のクラブ活動の部員達に、身体の使い方のアドバイスと指導に出向き成果を挙げられている。

したがって、現在も何か講習会等がある時、アシスタントとして誰かに同行を依頼しようと思う時、最優先で思い浮かべる2~3人の人達の中に小磯院長は常に入っている。特に柔道やレスリングといった場合は、柔道家でもある小磯院長はまず最初に思い浮かぶ。

また、この小磯院長は私が月に2回夜間飛行から配信されているメールマガジンの動画解説の中で、私の技を受けている人物として、この動画を撮影してもらっている田島大義氏と共に、その登場回数は大変多い。この事実をもって明らかだと思うが、小磯直樹氏は、私が私の武術の研究をしていく上で、最も信頼している研究協力者の一人である。

私は私の武術の研究のための研究稽古をする相手として、私の研究に大いに協力し、いろいろと有益な気付きをもたらしていただいている人達に「松聲館技法研究員」を委嘱しているが、小磯氏にはこの「松聲館技法研究員」を委嘱していない。普通に考えれば、小磯氏の人柄を信頼し、その研究と工夫も評価しているのだから当然「松聲館技法研究員」を委嘱しているところだが、諸事控えめで目立つことを好まれない小磯氏に、この役職を委嘱することに何となく躊躇があったまま年月が経った。

そして、ある時、思いがけず「『松聲館技法研究員』という人達の中から、松聲館の武術の後継者が生まれるらしい」という噂話を聞いて驚き、それからは、小磯院長に「松聲館技法研究員」を敢えて委嘱しない事に決めた。その理由は、当然「松聲館技法研究員」という役職を委嘱されて不思議ではない小磯氏が委嘱されていないことで、この役職に妙な権威性が生じないようにしたいと思ったからである。
小磯直樹さんが7:45に閲覧
あらためて確認しておきたいが、「松聲館技法研究員」はあくまでも私個人の武術の研究のために少なからず協力いただいている人達に私が委嘱しているものであり、私の武術はあくまでも私個人の武術であって、私の武術に触れ、それによって武術に関心を持ち、稽古を深めていこうとしている人達は、すべてその人自身の武術の開祖になるようにしてほしいというのが、私の考え方である。

したがって、私の武術は私一人のものであり、これを下敷きとし、また参考に各自が自分のスタイルを創り上げていくのが「松聲館スタイル」とか「松聲館方式」と呼ばれているもので、この指導法が私の武術の特色となっている。これは武術・武道に限らず、習い事一般の中ではかなり特殊かもしれない。

なにしろ世の中には、何でもその資格や地位等によって、人の格付けをしたがる傾向のある人が少なからずいるため、「松聲館技法研究員」という役職は、私の所のように段位とか目録といった格付けを行なっていない場合、そうした格付けに代わるものとして見られる事があるからだ。もちろん、この「松聲館技法研究員」は、それなりの実力と研究心のある方に私から委嘱するもので、実力を伴わない人物は一人もいないのだが、この「技法研究員」を委嘱していない人にも、「私が深く信頼している、実力も指導力もある人が存在する」という事実を示すことで、この役職が妙に特別視されないように私はしたいのである。

つまり小磯直樹氏は「松聲館技法研究員」という役職が、いたずらに権威化しないために、この役職(称号)が本当にその人の実力と研究心の深さを表しているものである実質を守るために、この役職の委嘱を行なっていないのである。何だか回りくどい説明になってしまったが、私が小磯直樹氏・こいそ接骨院院長の実力、研究心、人柄を深く信頼している事だけはご理解いただけたかと思う。


★3月21日 (月・祝) 小磯直樹 身体操法研究

詳細はこちら


kounoyoshibori2.jpg 甲野善紀(こうの・よしのり)
1949年東京都出身。1978年松聲館道場を設立。日本古来の武術を伝書と実技の両方から研究し、その成果がスポーツ、楽器演奏、介護、工学等から注目を集め、日本各地のみならず海外からも指導を依頼されている。2007年から3年間、神戸女学院大学で客員教授も務めた。 著書:『剣の精神誌』(ちくま学芸文庫)、養老孟司氏との共著『頭と自分の身体で考える』(PHP文庫) 古(いにしえ)の武術に学ぶ無意識のちから(2019年 ワニ・プラス) 巧拙無二: 近代職人の道徳と美意識 (共著・土田昇)(2020年 剣筆舎)
上達論 (共著・方条遼雨)(2020年 PHP研究所)他多数
小磯直樹さんが7:45に閲覧

城南治療室 院長 高橋透 『身体は語る』 メッセージ

2017-01-19

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僕 「どうかしましたか❓」来院された患者さんに聞くと、

患者さん 「肩が(腰が。膝が。脚が。等々)痛いんです。
別に何か悪いことをした訳ではないんですが、、、。」

と答えられる方がよくいらっしゃいますが、
本人にとって痛いことは悪いこと、
嫌なこと(ま、それは当たり前ですが)なのでしょうが、
[悪いことをした→痛くなる][身体に悪いことをしない→痛くならない]という価値観が必ずしも正しいとは限りません。


でもちょっと立ち止まって考えてみてください。
「痛い、自分にとっては嫌なことが起きた」ということは
そうなるだけの「何か❓」は間違いなく起きています。

その「何か❓」は自身が当たり前だと思っているコトの中にあるかもしれません。

だいたいあるものです。

でも、薄々感じていても観ないふりしたり、
やっぱり観えてなかったり、、、。

そんなところを観ていくと嫌だと思っていることが「あぁ、そうなのね。」くらいに思えたり、「私(僕、俺)ってそうなんだ❗️」と思えて可笑しくなったりします。

そんな感じて身体を観ていくと自分が嫌だと思っていることも良くなっていく為の指針、足し、栄養になっていきます。

どうせ痛くて嫌で辛いことがあるのならそれが変化した時には自身の身になるよう学んでいければ嬉しいばかりですね‼️



 受付中takahashi baby

◆2月17日(土)
 城南治療室 院長 高橋透 『身体は語る』

 身体の状態をチェックそして改善、予防へ
 カラダの状態をチェック、不具合を調整してみませんか?

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プロフィール

TC.Academy.2021

Author:TC.Academy.2021
-------------------------
必然といえる偶然から出会った、
トップアスリートを支える
プロフェッショナルな人達と
関わりを持つようになって
20年以上になります。

自らが彼らにアドバイスを受け、
自身の心身に大きな変化を生じ、現在に至るまで日々進展中。
アドバイスを受ける毎に驚きがあります。

私のもらった感動やノウハウを
今度は多くの方々と共有したいという思いにかられ、直接プロフェッショナルの彼らから指導を受けられる講習会などを企画運営しています。

最初は知人から伝えはじめ、
今ではアスリート、アーティスト、学生、主婦あらゆるカテゴリーの分野のみなさんに参加頂いています。

私自身は身体を使う競技者経験はありません。
アーティストやコーチングプロなどのマネージング、プロデュースを生業にしています。

プロフェッショナルを支えるプロフェッショナルの彼らの独自のノウハウは、ジャンルの枠を超えて物事の本質に一歩近づく気づきを得られるものかもしれません
2011.7.1

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「ヒモトレ」を始め講習会で使用している「バランスボード」「みちのく山道」をメーカー直送でお届けします。

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